学生囲碁界もトップクラス

目次

第2回学生王座戦
毎日・佐川急便杯第48回学生本因坊戦
第3回学生王座戦

第2回学生王座戦

日本経済新聞主催
瀧澤雄太さんが優勝
昨年(15年)12月21日と22日、全国16名の代表選手が激戦を展開した。この大会は、男子上位2名と女子1名が学生王座戦世界大会に出場できる注目の大会。決勝は本県の瀧澤雄太さん(早稲田大)と大沢伸一郎さん(東北大)の3番勝負となったが、瀧澤さんが冷静に打ち進め、先月の学生十傑戦に続いて連続優勝となった。
尚上記の、世界大会は2月21日と22日に日本棋院会館において、スイス方式4回戦で戦われたが、瀧澤さん6位、井澤さん7位、大沢さん8位に終わった。



毎日・佐川急便杯第48回学生本因坊戦

毎日新聞社主催
笹子さんが4位入賞
予選を勝ち抜いた32選手による全国大会が、8月5、6日の両日東京市ヶ谷の日本棋院会館で行われた。本県関係では、笹子理紗さん(早稲田)が堂々4位に入賞した。今回は強豪の瀧澤雄太さん(早稲田)が卒業し、前回優勝の白石勇一さん(中央大)がプロテストで欠場していたので、本命不在とは言え、4位は立派。まだ1年生だから、今後瀧澤さん、白石さんに次ぐ活躍が大いに期待できる。

第3回学生王座戦

日本経済新聞社、全日本学生囲碁連盟主催
吉成さん(慶応)が準優勝、世界王座戦へ
暮れも押し迫った12月21日、22日に世界王座戦への出場資格を争う学生碁界最後のビッグイベントが行われ、全国各地の予選を勝ち抜いた16選手により激戦が展開された。
昨年の覇者である瀧澤雄太さんが卒業し、誰が優勝してもおかしくない激戦の中で、吉成知晃さん(慶応)が準優勝を飾り、世界王座戦への切符を手にした。
吉成さんは、1回戦で学生本因坊の坂口さん(熊本県立大)を倒し、2回戦では一般棋戦でも実績のある中村さん(東京農大)を半目でかわし、3回戦では小野さん(立命館大)を破って、優勝戦に躍り出た。優勝戦では田中さん(東大)に敗れたが、吉成さんはまだ1年生、これからが楽しみである。又、世界王座戦での活躍も大いに期待できる。