2004年囲碁祭り

目次 

第14回湯河原温泉春のたより囲碁大会
小田原北条五代祭り囲碁大会
湘南ひらつか七夕子供囲碁大会
湘南ひらつか七夕囲碁大会
第31回逗子市秋の囲碁祭り
2004年湘南ひらつか囲碁まつり500面打ち大会

第14回湯河原温泉春のたより囲碁大会

湯河原温泉協会、湯河原囲碁同好会主催
春の囲碁祭りとしてすっかり定着したこの大会は、毎年4月の第2土曜日(個人戦)と次の日曜日(団体戦)に開催される。(今年は10日と11日)今年は好天にも恵まれ、県内はもとより、東京、埼玉、静岡、長野などから、51団体と個人、合計393人が参加して、湯河原観光会館で開催された。又、10日には日本棋院の鈴木伊佐男七段、金艶三段の指導碁も行われた。
<温泉名人>(互先)
 片岸完次郎(横浜)、佐野稔(逗子)
<温泉達人>(五・六段戦)
 須藤時広(横浜)、
<温泉本因坊>(四段以下)
 難波恒雄(藤沢)、平裕介(埼玉)、伊佐治裕、新田修平、藤本要、中島正子(以上八王子)
<団体戦A>(総互先)
 @宇宙棋院みのる会A(横浜、瀧澤・吉成・遠藤・太田・古賀)A若葉会B(同)B棋遊会(藤沢)C風鈴会A(東京)
<団体戦B>(ハンディ戦)
 @八王子A(東京)、糸長グループ(横浜)A八王子レディース(八王子)B吉田囲碁研究会(東京)C小天狗(横浜)

小田原北条五代祭り囲碁大会

◆西湘囲碁文化同好会主催
◆北条早雲ら五代にわたる北条氏の威徳をしのんで、5月4日(祝)、小田原市民会館で開かれ、県内各地はもとより、東京、静岡などからも熱心なアマ棋客151人が参加した。
大会は総互先の小田原名人戦と、A級(4段以上)、B級(二〜三段)、C級(初段下)のハンディ戦に分かれ、持ち時間35分のルールでそれぞれ4回戦を戦った。
<参加者の声>
小峯慶三五段58歳「ルールが簡単。白石と黒石が織り成す盤上の模様が美しい」
富永和夫四段68歳「集中力と構想力を養えるのが何よりのメリット」
<小田原名人戦>
 @星野勝弘六段 A忽戸善行六段 B岡田洋六段
<A級戦>
 @宇佐美茂四段  A渡部耕市五段  B秦田浩四段
<B級戦>
 @鈴木公央三段  A近藤邦雄三段  B田原米廣三段
<C級戦>
 @鳥光清太郎2級 A岸本要太郎1級 B鈴木淳初段


湘南ひらつか七夕子供囲碁大会

平塚市、平塚市文化財団、湘南ひらつか囲碁文化振興事業実行委員会主催
この大会は、夏の風物詩「湘南ひらつか七夕まつり」の一環として毎年行われる。7月3日、平塚市勤労会館に市内の小中学生を中心に254名が参加して、6局または8局対局し、成績優秀で昇級した子には認定状が手渡された。
<王者・A級戦>
 全勝=竹内優太1級、船見雄紀2級、小俣亮4級、1敗=鈴木遼太郎二段、中尾篤史二段、宮本浩平二段、大川侑雅4級、
<B級戦>
 全勝=細川太郎6級、熊澤悠記7級、原田健吾7級、村田眞輝8級、釜苅恭平8級、1敗=高橋大吾4級、八木一朗5級、細川ひな子8級
<C級戦>
 全勝=天野元晴9級、佐藤仁紀10級、大谷翔10級、藤田啓輔11級、船平和紀12級、1敗=澤田恭平8級、早川光希8級、勝木純8級、谷淵捷紀9級、田中賢太郎9級、鈴木基10級、小暮健一11級、清田紘雄11級
<D級戦>
 全勝=長友博輝13級、川野辺朋也16級、高木康裕17級、1敗=松岡岬13級、鈴木祟浩13級、服部礼治13級、松岡尊13級、毛呂美沙季13級、栗田将希13級、石塚悠大15級、三輪聡哉15級、二本柳強15級、五島卓美15級、支倉拓人17級、
<E級戦>
 1敗=木川大吉17級、石原さつき17級、黒澤佑基19級、中鉢海斗19級、2敗=子維19級、宮本大輝20級、谷川峻21級


湘南ひらつか七夕囲碁大会

平塚市、平塚市文化財団、湘南ひらつか囲碁文化振興事業実行委員会主催
この大会は、夏の風物詩「湘南ひらつか七夕まつり」の一環として毎年行われる。今年も7月4日平塚市勤労会館に193人の参加者が熱戦を繰り広げた。この中には、長谷川博六段(98歳)の元気なお姿も見え、会場を大いに盛り上げた。
<名人戦>
 @金島興一(海老名)、A藤沢幸夫(小田原)、B大湖弘司(秦野)、C勝俣信之(平塚)    
<王座戦>
 @鈴木忠雄(横浜)、A拝郷朋弘(大田区)、B鈴木遼太郎(平塚)、中戸川優(大磯)
<上級戦>
 @馬鳥光生1級(平塚)、A加藤章3級(平塚)、B岸本要太郎1級(綾瀬)
<中級戦>
 @笠井孝志5級(平塚)、A石田文彬(6級横浜)、B鈴木弥生7級(平塚)
<初級戦>
 @石井光輝15級(鎌倉)A箕輪泰代11級(横浜)B阿藤功16級(平塚)


第31回逗子市秋の囲碁祭り

逗子市囲碁協会主催
ビーチで有名な逗子市にも囲碁愛好家は多く、逗子囲碁協会には会員が380人もいる。春秋に行われる囲碁祭りには市長杯が懸かり人気が高い。9月12日、逗子市役所で秋の囲碁祭りが開催され、90人が参加した。
<参加者の声>
馬場彦良五段73歳「初対面でも、一度の対局で親しくなれるのが魅力」
<Aクラス>
 優勝 馬場彦良五段、準優勝 菅野和彦七段、@落合昭治七段、A塚本信男五段、B久保方男六段 
<Bクラス>
 優勝 中村誠三段、準優勝 吉原健一四段、@小林茂行三段、A青木保三段、B山上昭七朗四段 
<Cクラス>
 優勝 首尾木一二段、準優勝 山崎柴朗二段、@佐野一重二段、A内海信直初段B梅野義勝初段  
<Dクラス>
 優勝 町田哲哉3級、準優勝 大西恭一郎1級、@原田義郎1級 


2004年湘南ひらつか囲碁祭り

平塚市文化財団主催
500面打ち大会 
10月10日は、前日関東を直撃した台風の影響であいにくの曇り空である。しかし、平塚市内は、総勢6千名の囲碁愛好家で囲碁一色に染められた。
先ず、10時から3キロのコースを歩きながら、3カ所のポイントで詰碁を解いて郊外を散策する"詰碁ウォーキング"で体と頭をウォーミングアップ。昼前にはユニークな七路盤大会が行われ、飛び入り可で70人以上が参加した。王者大会で優勝し、商品の碁盤と碁石を貰って大喜びの佐藤綱紀君(小六)。「嬉しい。七路盤は難しいけど、この大会のために練習してきた」
12時からは大迫力の陣太鼓が打ち鳴らされ、琴の演奏も加わり、祭りは徐々にヒートアップしてきた。
午後1時、開会式に引き続き、メインイベントの500面打ちが始まる。紅谷パールロードの両側にズラリと並んだ碁盤の数は504面。お相手は、木谷門下会中心のプロ棋士69名。1局1手打って会場を回る棋士が数名、残りの棋士がそれぞれ9面を打つ方式。
盤面に集中する人、棋譜を取る人、ビデオを回す人、さまざまだがおしゃべりをする人は少ない。これが2回転行われたから、合計1004人の人が指導受けたことになる。
宮沢吾郎九段に7子で勝った藤下貢太郎君「プロと打つのは初めて、ドキドキした」
小林泉美女流本因坊に6子で勝った藤野雅也君(小4)「強かった。又参加したいです」
河野臨七段に9子で対局した大島浩子さん「始めは厳しかったですが、実力がバレたら優しく打ってくれました」
対局が終われば棋士の周りはファンの人だかり。写真撮影やサイン攻めである。
500面打ちと並行して行われた、万波佳奈女流棋聖の入門教室には70名以上、羽根直樹棋聖、武宮正樹九段、石田芳夫九段によるワンポイント囲碁講座も100名以上の聴衆が通り一杯に広がって聞き入っていた。
他にも祭りならではの催しが盛りだくさんで、参加者は大満足の一日であった。
500面打ちが終わると雨が降り出した。台風も遠慮をしたかの如くであった。
級位認定大会  
10月23日、平塚市勤労会館に340名の級位者が集まった。「平塚でこども大会を開催すれば200人以上集まりますよ」とは主催の平塚市文化財団の多田博幸さん。今回の認定大会も、半数以上はこどもかと思わせる程であった。
認定者全員の名前を書いてあげたいけど、あまり多いのでゴメン!
グループ対抗戦
10月24日も同じく平塚市勤労会館で、1チーム5名の団体戦。総互先のAクラスに18チーム90名、ハンディ戦のBクラスに20チーム100人が参加した。
<Aクラス>
 @平塚囲碁連盟A湘南囲碁研究会B日本たばこC横浜ゴム
<Bクラス>
 @きさらぎ会A木曜会Bの1Bさんさん碁の会C木曜会Bの2