2004年県内主要棋戦成績表

目次

第2回毎日杯争奪神奈川県都市対抗大会
第44回朝日アマ十傑戦地区予選
第4回根来杯最強戦地区予選
日本棋院段級位認定大会
第106回県囲碁連盟対抗大会
第24回県アマ女流囲碁大会
第6回会長杯争奪13将対抗戦
第107回県囲碁連盟対抗大会
第41回県囲碁ブロック戦大会


第2回毎日杯争奪神奈川県都市対抗大会

毎日新聞横浜支局、日本棋院県支部連合会、平塚市文化財団共催
男女、世代を超えて盤上に火花を散らす同大会が、3月14日、各都市の代表16チーム112人の選手を集め、囲碁の町平塚ステーションビル・ラスカ6階大ホールで開かれた。昨年始まったこの大会は、ジュニアからシニアまで、男女混合の7人一組の団体戦。オール互先、持ち時間45分の変則トーナメント4回戦方式で、真剣勝負を繰り広げた。
開会式では大蔵律子市長から「囲碁の町にふさわしい催し。市でも木谷実資料館の建設計画や本因坊戦の誘致も決まった」と披露。市長の開幕宣言で熱戦が展開され、優勝チームには小川一・毎日新聞横浜支局長から毎日杯が贈呈された。
団体戦
・優勝: 藤沢市(砂田正義、佐々木慶、横山豊、東門道子、坂田崇、大関稔、石村竜青)
・2位: 秦野市
・3位: 横浜市C  
・4位: 鎌倉市 
・5位: 川崎市B  

第44回朝日アマ十傑戦地区予選

主催:朝日新聞社、運営:神奈川県囲碁連合会
 本欄に記載した選手より上位の選手は、県大会に出場しているのでトーナメント表参照。
相模地区予選 ☆4月4日 ☆大和市生涯学習センター ☆参加者50名
 8位まで県大会)9位大塚祐二、10位金島興一
湘南地区大会 ☆4月18日 ☆藤沢囲碁サロン慶 ☆参加者50名
 8位まで県大会)9位府川浩二、10位小川雄造
横浜地区大会 ☆4月25日 ☆横浜市技能文化会館 ☆参加者80名
 10位まで全員県大会に出場)
川崎地区大会 ☆5月9日 ☆新京浜川崎クラブ ☆参加者40名
 6位まで県大会)7位三浦睦廣、8位庭野孝、9位大森広文、10位塩沢貞彦


第4回根来杯最強戦地区予選

主催: 日本棋院神奈川県支部連合会
(地区予選勝ち抜き者及び支部長推薦者(*印)並びにシード選手で、本予選敗退者)
横浜囲碁会館: 5月9日 渡辺清雄、高橋俊光
西湘: 5月9日 小川雄造
厚木: 5月16日 金島興一、*森田実三、*松岡慎太郎、*日高洋
横須賀: 5月16日 渡辺陽一、村野泰弘、田中哲男、山口晃
碁七: 5月16日 綱島俊道、遠藤隆雄、桑畑昭七、*上原明
鎌倉中央: 5月16日 前田祝一、深谷伸一、田中秀穂、*笹田惟之
関内本因坊: 5月16日 藤原宣夫、永井等、松沢六郎、*竹内貴弘、*片岸完次朗
秦野: 5月16日 菊地忠実、岩見清一、*樋口礎石
新京浜川崎: 5月23日 立平大、大森広文、
相模原: 5月23日 藤井秀幸、板垣昭、池上均、志藤靖人、*今村正道、*伊藤仂
鶴見: 5月30日 山本巌、庭野孝
囲碁サロン慶: 5月30日 草鹿東武、柳田真平、横山豊、*小川清光、*熊田光利
宇宙棋院: 6月6日 岸信孝、木波本一夫、常石隆志
金港支部: *斉藤実、*佐野稔
シード選手: 高根宏之、松本彰夫、山口正明、阿佐巧、遠藤雅行、大塚裕二、松多洋一郎、上林秀美、林宏一、鈴木正剛


日本棋院段級位認定大会

日本棋院神奈川県支部連合会主催
『関内本因坊』において、5月16日の段位者大会に15人、23日の級位者大会に14人が参加して開かれ、各自4局対局し、認定を受けた。認定者次の通り。
◆免状半額申請者: 野村光五段、小林正史五段
◆認定者: 鍋倉敏昭1級、江口ミチ子2級、福富雄二2級、中坊貞夫4級、柏倉久一6級、今野智子6級

 
第106回県囲碁連盟対抗大会

県囲碁連盟、神奈川新聞社共催
6月13日、中区市技能文化会館に20チーム、145名が参加して開催された。この大会は1チームが棋力別に、A級(4段以上)2人、B級(三段〜初段)2人、C級(1級〜4級)1人、D級(5級以下)1人の6名で構成されるユニークなハンディ制の団体戦。横浜市18区の囲碁連盟の選手は、全て春の大会の上位入賞者で、これに厚木と平塚の囲碁連盟も加わって、変則トーナメント4回戦で戦われた。小中学生が17人も参加したのは史上初で、優勝した平塚チームは2人の少年の活躍もあり、4戦全てに圧勝し、危なげなく2回目の優勝を飾った。
参加者の声・佐藤善行五段、「誰とでも自由に打てて、すぐ友達になれるのがよい」
連盟対抗
・1位: 平塚(A級今井、門脇、B級伊東、中村、C級鈴木、D級小俣)
・2位: 金沢区
・3位: 戸塚区
・4位: 厚木
・5位: 栄区
個人全勝賞: 今井博明六段、門脇浩次郎五段、中林正八・二段、鈴木遼太郎4級、小俣亮9級(以上平塚)、鈴木忠男三段(戸塚区)、山上正則2級(栄区)、明立周二・三段(都筑区)、天野忠男7級(緑区)、箕輪吾郎五段(南区)


第24回県アマ女流囲碁大会

県囲碁連合会、神奈川新聞社共催
7月11日、中区市技能文化会館で開催され、100名のアマ女流棋士が参加した。大会は特A級(三段以上)、A級(二段〜3級)、B級(4級〜7級)、C級(8級以下)に分かれ、ハンディ戦による4回戦が行われたが、さすがは女性だけの大会、会場は終始和やかなムードにあふれた。
参加者の声: 野村園美五段、「いつまでたっても答えが分からない。とにかく打つのが楽しい」、飯塚あい五段(高2)「強くなっていくほど分からないことが増え、いつまでたっても止められない」
◆全勝者: 野村園美五段、平田素子二段、江口ミチ子2級、小林良枝3級、野村美優5級、嵯峨根博子6級
◆3勝賞: 東門道子五段、三橋紀枝初段、清水繁子初段、岸川津弥子1級、百々須美子2級、小柳シマ2級、南条かつ代3級、伊東悦子3級、
野末成美3級、角和京子3級、小森絵美子4級、安室伸子4級、野村美奈4級、小西桜子6級、田代雪子6級、山中百合子7級、種田みつ江7級、
佐藤亜輝恵8級、小森満美子10級、小森留美子12級


第6回会長杯争奪神奈川13将対抗
日本棋院県支部連合会主催
神奈川版ジャンボ大会とも呼ばれるこの大会は、13人一組の団体戦。総互先で持ち時間は45分。選手個人の成績もさることながら、チームトータルで勝敗を争うので、上位から下位まで層が厚いことが大切であり、個人戦にはないスリルがある。今年も9月20日、金沢区の県囲碁福祉会館で開かれ、8チーム、選手役員合わせて110人が参加し熱戦を展開した。県内殆どの強豪の顔ぶれが揃っていた。
◆参加者の声: 中田文雄六段58歳、「夢中になって考えるのが楽しい」、小澤秀義五段61歳、「自由な発想で打てて、奥が深いのが魅力」
◆団体戦:
・1位: 若葉会(瀧澤、府川、高根、中村、竹内、安藤、堀尾、忽戸、金子、能勢、大宅、渡邊、岸) 
・2位: 田園会 
・3位: 新京浜川崎クラブ
◆個人全勝者: 久保、遠藤(田園会)、下山(本因坊)、池田(鎌倉中央)、日高、樋口(厚木)、瀧澤、高根、渡辺(若葉会)、池田、藤堂(新京浜川崎)


第107回県囲碁連盟対抗大会

県囲碁連盟、神奈川新聞社共催
《戸塚区チーム 》
春の106回大会に続き、秋の107回大会が11月7日中区市技能文化会館で開かれ、横浜市18区の囲碁連盟の選手役員130名が参加した。変則トーナメント4回戦の結果は、戸塚区チームが4戦全勝、他を寄せ付けず、久々10年ぶりの優勝を飾った。
◆連盟対抗: 
・1位: 戸塚区(A級塩沢、金子、B級石田、安西、C級笹森、D級平松)----10年ぶりの優勝
・2位: 泉区 
・3位: 緑区 
・4位: 西区 
・5位 港南区
◆個人全勝賞: 安西利次三段(戸塚区)、林宏一六段(泉区)、石川和夫4級(同)、遠藤繁夫1級(緑区)、宮越且五段(西区)、志村益世三段(同)、江島正泰三段(保土ヶ谷区)、原田武夫5級(磯子区)、外山隆康三段(港北区)、安田良雄二段(南区)、伊藤廣重1級(青葉区)


第41回県囲碁ブロック戦大会

県囲碁連合会、神奈川新聞社共催
11月28日、中区市技能文化会館で開かれ、24チーム180人が参加した。この大会は7人編成のチームによる団体戦で、例年強豪が集うことで有名。下馬評では、若手で固め2連覇を狙う宇宙棋院みのる会、県代表クラスが主流の新京浜川崎クラブ、一昨年優勝の若葉会などが有力視された。4回戦の変則トーナメントで争われた結果、宇宙棋院みのる会と新京浜川崎クラブの2チームが全勝となったが、選手個人の勝ち星が僅か1勝の差で宇宙棋院みのる会の2連覇、6度目の優勝となった。
◆参加者の声: 由谷清62歳、「無限の面白さ、奥深さが碁の魅力」
◆団体戦:
・1位: 宇宙棋院みのる会(今村、池上、遠藤、吉成、金井、佐藤、中村、補瀧澤)----2連覇
・2位: 新京浜川崎クラブ 
・3位: 金港支部 
・4位: 厚木支部 
・5位: 若葉会
◆個人全勝者: 池上均、遠藤雅行、吉成知晃、金井洋龍、佐藤壮太郎(以上宇宙棋院)、窪庭孝、松本泰男(以上新京浜川崎)、中原久雄、山下知秀(以上相模の大天狗)、由谷清(教職員B)、中川徹(港北)、日高洋、間島盛(以上厚木)、高野和雄(田園会B)、佐野稔、林宏一(以上金港支部)、虹田真生(みなとみらい反町)、工藤幸弘(カミオ)