特別寄稿


2005年の神奈川県囲碁界を振り返って


日本棋院神奈川県支部連合会 編集事務局

今年も神奈川県囲碁界は「囲碁王国」と呼ばれるにふさわしい活躍と賑わいを見せた。
特筆すべき活躍は、金沢真君(平塚浜岳中1年)と、府川浩二さんだった。
金沢君は昨年の「小学生名人」に引き続き、全国の小中学生の日本一を決める「第8回全日本こどもチャンピオン大会」で優勝し、子供大会2冠となった。更に、一般棋戦の「協和発酵杯全国大会名人戦」でも優勝した。本当に凄い!
府川浩二さんは、個人戦では「朝日アマ十傑戦」と「世界アマ選手権戦」の2冠に輝き、団体戦でも大将として「毎日杯神奈川都市対抗戦」、「根来杯県13将戦」に優勝し、県内主要タイトル戦の殆どで大活躍であった。特に、初の「毎日杯東日本大会」の優勝の立役者となった。

その他にも数々の活躍があった。先ず全国大会から。(開催日順)
☆ 第51回関東甲信越静群馬大会(6月) 神奈川Aが準優勝。
☆ 第29回全国高校選手権戦(7月) 東門道子さん(七里ガ浜高1年)が5位に入賞。
☆ 全国高校総文祭(7月)女子=東門さんが準優勝。男子=小溝和君(神奈川総産)3位入賞
☆ 第26回少年少女全国大会(8月)小学生の部で大関稔君(藤沢駒寄小5年)が5位入賞。
☆ 第2回小中学校団体戦中学生の部(8月)で聖光学院が3位、浜岳が6位に入賞。
☆ 第51回毎日本因坊戦(8月)では、新社会人の瀧澤雄太さんがベスト8入り。
☆ 第43回女流アマ都市対抗戦(10月)では「白ゆり会」が12度目の優勝。

次に県内の主要な棋戦の上位入賞者、団体は次の通り。
☆ 第53回神奈川囲碁十傑選(1月) @高根宏之 A松多洋一郎
☆ 第3回毎日杯都市対抗戦(3月) @横浜市AA厚木市B横浜市CC藤沢市D鎌倉市
☆ 第6回全日本こども大会(3月) @藤野雅也 A金沢真 B大関稔
☆ 第11回県高校春期大会(4月)県代表 
 個人: 小溝和(神奈川総産)、東門道子
 団体: 久保田奏(栄光学園)、原輝雅(桐蔭学園)、飯塚あい(日本女子大付)
☆ 第45回朝日アマ十傑戦(5月)@府川浩二 A吉田日向
☆ 第108回、109回県囲碁連盟対抗戦  春季@戸塚区 秋季@保土ヶ谷区
☆ 第26回少年少女大会(6月) 県代表
 中学生: 金沢真、千枝光司、小森公陽
 小学生: 大関稔、荒川翔太郎、石村竜青
☆ 第29回全国高校選手権(6月) 県代表
 団体男子: 栄光学園
 団体女子: 日本女子大付
 個人: 小溝和、久保田奏(栄光学園)、東門道子
☆ 第5回根来杯最強戦(6月)@寺村惣二郎(初) A池田陽介
☆ 第2回県小中学校団体戦(7月) 県代表 
 小学校: 名瀬、横浜旭、川島、湘南白百合
 中学校: 聖光学園、平塚神明、桐蔭学園、浜岳
☆ 第25回アマ女流大会(7月)全勝者=荻野淑子、三橋日出子、三沢美佐子、山中百合子
☆ 第51回アマ本因坊戦(8月) @瀧澤雄太 A松本彰夫
☆ 第3回根来杯ジュニア十傑戦(8月) @藤野雅也(初) A石村竜青
☆ 世界アマ選手権戦(9月) @府川浩二 A遠藤雅行
☆ 根来杯県十三将戦(9月) @横浜囲碁会館 A新京浜川崎 B厚木支部
☆ 県高校秋季大会(11月) 男子=@渡邉拓未A湯川隼人 女子=@東門道子、平野容子
☆ 第42回県ブロック戦(11月) @宇宙棋院みのる会 A新京浜川崎クラブ B若葉会

 (詳細は、各大会の記事をご覧下さい)