小中高生大会成績表(2005年)

目次

第1回三浦半島少年少女囲碁大会
ボンドカップ全日本子供囲碁大会第6回神奈川県大会
第11回高校春季囲碁大会
第29回全国高校囲碁選手権大会県大会
第26回全国少年少女囲碁大会予選、第10回県小中学生囲碁段級位認定大会
第4回小田原市少年少女囲碁大会
第2回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦県予選
第9回中学校囲碁選手権大会
第3回根来杯県ジュニア十傑選大会
第6回神奈川県小学生囲碁大会
第26回県高校秋季囲碁大会
第5回県中学校囲碁選手権大会新人戦

第1回三浦半島少年少女囲碁大会
三浦半島少年少女囲碁連盟主催
この大会は、これまで横須賀市少年少女囲碁大会として開催されていたが、横須賀市囲碁連盟が中心になって三浦半島一円の子供達が参加できるように大きく発展することとなった。記念すべき第1回大会は、3月5日、横須賀市生涯学習センターで開かれ、60名が参加した。大会は棋力別の個人戦のほか、学校単位の団体戦も設けられ、それぞれ4回戦が戦われた。
成績
個人戦
《有  段  者》 @藤野雅也(小4) A長門元太(小6)
《A級 1〜 6級》@奥川悠元(小4) A田畑正幸(中2)
《B級 7〜11級》@鈴村菜月(小6) A坂本健太(小5)
《C級12〜15級》@出石卓也(小2) A津川睦美(小5)
《D級16〜25級》@奥山 諒(小1) A松下友蔵(小4)
《ジュニア/良く頑張ったで賞》久住暉海(小1)、長沢侑樹(5歳)、久住征海(小2)
団体戦@三浦市立初音小(田畑正幸、岡田結衣、角田和也) A横須賀市立明浜小
特選棋譜
 植松勇太四段(10歳、黒) vs 藤野雅也三段(10歳、白) 互先----白中押し勝ち

ボンドカップ全日本子供囲碁大会第6回神奈川県大会
神奈川こども囲碁普及会、県中学校囲碁連盟共催
3月21日、27日の両日に横浜市の県教育会館と相模原教育会館で開かれ、県内はじめ、東京などからも小中学生、園児330人が参加した。
大会は、全国大会に出場する県代表を決める総互先のチャンピオン戦(53人参加)と、棋力別に4クラスに分かれての認定戦で行われた。チャンピオン戦は4戦全勝したのが藤野雅也くん(田戸小4)、金沢真君(なでしこ小6)、大関稔君(駒寄小4)の3名であったが、ポイント差で藤野君が優勝。もう一つの代表の座を巡って、金沢君と大関君が決定戦を行い、手に汗握る熱戦を展開したが、終盤金沢君が追い抜き白番5目半勝ちで全国大会への切符を獲得した。大関君惜しかったね。来年又頑張ろう。
小島高穂九段審判長のお話
『この大会が始まった頃は参加者もせいぜい10人程度であった。今は参加者も増え、内容も素晴らしくなっている。囲碁に取り組む姿勢も立派で、将来が楽しみ』
成績
チャンピオン戦
@藤野雅也(田戸小4)、A金沢真(なでしこ小6)、B大関稔(駒寄小4)、C渡邉拓未(笹下中3)、D平野翔大(川島小2)、E斉藤正樹(奈良小2)、西山拓人(高津中)、G宮本浩平(浜岳中2)、山田亮(上星小)
尚、全国大会では金沢君が見事優勝を飾った。
認定戦全勝者
《有段》中田智志(下瀬谷中2)、鈴木淳(浜岳中1)、矢部貴大(新橋小5)、
《A級》堀口広太(宮崎台小4)、桑折樹(峰小5)、今西彩(希望が丘中1)、中村眞人(桐蔭学園中1)、鈴木一世(中川小3)、多田柾貴(相模台小6)、山田正典(日吉台小2)
《B級》今西良太(東希望が丘小5)、津曲健太郎(報徳小2)、田宮広樹(逗子開成中1)、松岡達也(栄光学園中1)
《C級》平賀陽一郎(中尾小5)、前田悠貴(善部小1)、下山将平(中尾小5)、加藤孔也(十日市場中2)斉藤文孝(東橘中2)、山中隆司(山内中2)
《D級》坂下佑喜(下郷小2)、横田勇有樹(宮前小5)
参加者の声
・平野翔大二段(7歳)、5歳のころ「ヒカルの碁」で碁を覚え、近くの碁会所の子供教室に通ってめきめき上達、『初めての大会で入賞できて良かった。碁は陣地の取り合いが面白い』
・南塚亜輝四段(12歳)、「ヒカルの碁」で覚え、家の近くの囲碁教室で腕を磨き、2年で四段!、『碁は一手で逆転するところが面白い』

第11回高校春季囲碁大会

県高校文化連盟、県教育委員会主催
4月29日、横浜翠嵐高校で、男子28人、女子11人が参加して開かれた。大会は全国高校総合文化祭囲碁大会の県予選を兼ねている。対局は、段位を公開せず総互先で打つという、ユニークなもので、持ち時間は35分。
《男子》@小溝和(神奈川総合産業3年)A久保田奏(栄光学園2年)B原照雅(桐蔭学園3年)
《女子》@東門道子(七里ガ浜1年)A飯塚あい(日本女子大付3年)B柴本晴香(神大付3年)
(7月に青森県で行われる全国高校総合文化祭囲碁大会には、個人戦に小溝、東門選手、団体戦に久保田、原、飯塚の各選手が出場する)
特選棋譜
  濱谷唯四段(黒) vs 岩松克之四段(白) 互先----白14.5目勝ち

第29回全国高校囲碁選手権大会県大会
県高校囲碁連盟、県高校文化連盟主催
団体戦が6月18日に川崎市立橘高校で、個人戦と段級位認定戦が20日に平塚ラスカホールで開かれ、60校、220人が参加した。
「碁の甲子園」とも言われる全国大会に、県代表として出場できるのは、3人編成の団体戦が男女各優勝校、個人戦は男子が優勝と準優勝者、女子が優勝者という狭き門。全国大会への切符をめぐって、強豪たちがしのぎを削った。同時に、団級位認定大会も行われ、広い会場も熱気に包まれた。
団体戦
《男子》@栄光学園 A光陵 B横浜隼人
《女子》@日本女子大付属 A江南 B多摩
個人戦----学校名の後の数字は学年)
《男子》小溝和(神奈川総産3)、久保田奏(栄光学園2)、
《女子》@東門通子(七里ガ浜1)、A佐野有香(多摩2)、B小林尚子(江南2)
認定戦全勝者
松田良平(栄光学園1)、勝本広太(横浜隼人1)、佐藤正樹(同3)、 荒金将太(同1)、上村健太(西浜2)、頼住新(厚木北3)、飯島由衣(県藤沢2)、今井悦子(横浜英和3)、田又裕一(瀬谷西2)

第26回全国少年少女囲碁大会県予選、第10回県小中学生囲碁段級位認定大会
県小・中学校囲碁連盟主催
二つの大会を兼ねるこの大会は、6月19日に小学生の部が横浜駅前の『宇宙棋院』と『有心』で、中学生の部が『相模原教育会館』で行われ、計400人が参加した。
県代表決定戦は、総互先・持ち時間30分の変則リーグ4回戦で戦われ、次の6人が、8月2〜3日に日本棋院で行われる全国大会に出場する。(学校名の後の数字は学年)
代表選手大関稔(駒寄小5)、荒川翔太郎(三ツ境小5)、石村竜青(植木小4)、金沢真(浜岳中1)、千枝光司(秦野北中3)、小森公陽(名瀬中1)
認定戦全勝者
《小学生》塚原佳南(西丸子5)、今西良太(東希望が丘6)、馬場祐希(同5)、平山虎南(品川区立第三日野2)、上田有咲(豊田3)、横田和嗣(同3)、島津心一(明浜6)、伊藤誠(宮前4)、田中秀弥(松原3)、
《中学生》鈴木遼太郎(金旭1)、三崎裕介(日吉台3)、田中鷹輔(上溝南2)、田中宏樹(同2)、斉藤優馬(同1)、筒井公介(同一)、金城和希(平塚神明3)、田中凛(江陽1)、西田智之(深谷2)、鵜川優紀(山内3)、大久保景勝(大和2)

特選棋譜
 平田雅人二段(白) vs 三崎裕介初段(黒) 定先----
黒中押し勝ち

第4回小田原市少年少女囲碁大会
西湘囲碁文化同好会主催
11月6日、小田原市民会館において、15名が参加して行われた。開催時期を変更したこともあり学校行事と重なり、昨年の46名から激減したが、参加者は力いっぱい盤上に熱戦を展開した。競技は1チーム3名の団体戦で、すべて互先で黒番6目半コミ出し。
《Aクラス》@長瀬孝政五段(真鶴中1)、A堀野一穂二段(秦野南小5)、B露木公人3級(南足柄向田小6)  
《Bクラス》@三浦知明8級(三の丸小5)、A秋山翔8級(国府津中3)、B皆木佑太5級(南足柄向田小6)  
《Cクラス》@瓜生光昴15級(白鳳中2)、A臺千花穂15級(富士見小2)、B三浦大典15級(三の丸小3)


第2回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦県予選
県小、中学校囲碁連盟主催
7月10日、小学校の部が『宇宙棋院』で、中学校の部が『県教育会館』で開かれた。
小学校の部は11校33人が参加。中学校の部は、全国大会につながる本戦に加え、棋力別4クラスの試合も行われ、32校から71チーム230人が参加した。

小学校の部
《県代表》@名瀬、A横浜旭、B川島、C湘南白百合学園
中学校の部
《県代表》@聖光学院(東青樹、森優俊、河原淳一郎)、A平塚神明、B桐蔭学園、C浜岳
《A 級》@上溝南、A向丘、B浜岳
《B 級》@上溝、A領家、B野庭
《C 級》@錦台、A慶応、B金沢
《D 級》@秋葉、A大綱、B日吉台

参加者の声
・聖光学園の工藤誠一校長、声を弾ませ、『全国大会出場は目指したが、まさか優勝できるとは』
・東成樹三段(15歳)、『部活の先生から習った。いつ何が起こるか分からない緊張感が魅力』
・宮本浩平三段(14歳)、6歳の頃囲碁教室へ、『碁を通して色々な友達と知り合えた』


第9回中学校囲碁選手権大会
県中学校囲碁連盟主催
7月23日、港北区の日吉台中学校で開かれ、32校、250人が参加した。大会は、選手権戦の他に、棋力別1チーム3人編成による16チームの変則トーナメント4回戦もあり、全て互先、先番6目半コミ出しのルールで行われた。成績は次の通り。(学校名の後の数字は同一校のチーム番号)
《選手権戦》@上溝南、A浜岳、B神明、C愛川中原、D南希望が丘、慶応義塾普通部
《A  級》@上溝南2、A十日市場1、B領家1、C聖光学院2、D向丘2、領家2
《B  級》@慶応義塾普通部2、A中ノ島1、B桐蔭学園2、C深谷1、D神明2、領家3 
《C  級》@住吉1、A東橘3、B南瀬谷2、C保土ヶ谷2、D浜岳3、保土ヶ谷1
《D  級》@神明3、A中ノ島2、B山内3、C西柴2、D金沢1


第3回根来杯県ジュニア十傑選大会
神奈川新聞社、日本棋院県支部連合会共催               
藤野雅也君が優勝              
県内小・中学生の頂点を争うジュニア囲碁十傑選大会が8月28日「鎌倉囲碁倶楽部」で開かれた。これに先立ち8月21日に「関内本因坊」で開催された予選会(40人参加)を勝ち抜いた10人による変則リーグ戦である。優勝戦は共に初出場の10歳、藤野雅也選手(横須賀、田戸小5)と石村竜青選手(鎌倉、植木小4)である。二人とも今年の全国大会に神奈川県代表として出場した実力者。期待にたがわぬ激戦の結果、藤野選手の初優勝となった。「黒番の石村君が序盤から快調に打ち進め優勢だったが、藤野君が中盤過ぎ黒の僅かな隙を見逃さず、逆転した」と原田実審判長をうならせる熱戦だった。優勝候補の大関選手は準決勝戦で破れ、最年少の平野選手(8歳)が4位に食い込んだ。

十傑入賞者@藤野雅也(横須賀市・田戸小5)、A石村竜青(鎌倉市・植木小4)、B西山拓人(川崎市・高津中3)、C平野翔大(横浜市・川島小3)、D大関稔(藤沢市・駒寄小5)、E斉藤正樹(横浜市・奈良小3)、F荒川翔太郎(横浜市・三ツ境小5)、G浪江峻史(横浜市・左近山中2)、H及川泰司(東京都・田園調布小4)、I小川勇悟(横浜市・末吉小4)
参加者の声 
・浪江峻史四段(13歳) 『小学校で学校の先生に習った。碁は無限の可能性があるから面白い』
・小川勇悟二段(10歳) 『ヒカルの碁」を見て父から教わった。相手の石を攻めるのが楽しい』


第6回神奈川県小学生囲碁大会
県小学校囲碁連盟主催
11月7日、横浜駅前『宇宙棋院』と『有心』の2会場で開かれ、県内在住、在学の小学生140人と園児10人、それに付き添いの父母ら計240人が参加した。大会はすべて手合割りによるハンディ戦で、段級位認定戦が有段者から25級まで5クラスに分かれ、連盟所定の基準によりそれぞれの参加者に認定された。同時に行われた団体戦は、学校単位の1チーム3人編成で、8校が出場した。各クラスとも棋力が向上し、四段を筆頭に有段者34人がエントリーした。
団体戦@善部小(横浜)、A坂本小(同)、B東希望が丘小(同)
認定戦全勝者戸塚尚孝四段(矢上小)、志慶間(しげま)誠二段(西本郷小)、平野佑騎1級(川島小)、平山虎楠4級(東京・第三日野小)、今西良太5級(東希望が丘小)、篠崎諒5級(奈良の丘小)、植田有咲16級(豊田小)

第26回県高校秋季囲碁大会
県高校文化連盟、県教育委員会主催
11月23日、平塚ラスカホールで開催され、41校から160人が参加した。この大会は本年度県高校総合文化祭の参加行事で、関東大会出場を決める1、2年生を対象とした予選会(団体戦=ハンディ戦・個人戦=総互先)と団級位認定大会とからなっている。男子個人戦では優勝候補の久保田奏選手(栄光学園)が1回戦で敗れる波乱があった。団体戦1〜2位、個人戦1〜3位の選手は、来年1月に平塚市で行われる関東大会に出場する。
認定戦ではフィンランド国籍のトゥオマス・タポラ選手(神奈川総産1年=8月に来日した短期留学生)が1級で出場して全勝、初段に認定され、学友や付き添いの教師から祝福されていた。碁は、ドイツにいたときにインターネットで覚え、瞬く間に上達したそうだ。
団体戦
《男子》@横浜隼人A向丘B翠嵐 
《女子》@県藤沢A平塚江南B多摩
個人戦
《男子》@渡邉拓未(湘南学院)A湯川隼人(吉田島農)B伊波勇輝(厚木)
《女子》@東門道子(七里ガ浜)A平野容子(日本女子大付)B佐野有香(多摩)
認定戦全勝者徐照男(慶応)、トゥオマス・タポラ(神奈川総産)、白肌聖也(同定)、藤本紘史(翠嵐)、飯島由衣(県藤沢)、奥山舞(同)、畠美奈子(同)、安田太吾(西浜)、小塚優麿(向上)、田丸裕一(瀬谷西)、荒金将太(横浜隼人)、斉藤司(武蔵国際)

第5回県中学校囲碁選手権大会新人選
県中学校囲碁連盟主催
12月24日、相模原市民会館開催され、23校42チーム131名が参加した。本大会は1、2年生が対象。選手権戦のほか、棋力別に3クラスに分かれ、1チーム3人編成の団体戦を総互先で戦った。
選手権戦@相模原市立上溝南A(平田雅人、田中宏樹、田本昌弘)、A平塚市立浜岳A、横浜市立松本、C聖光学園A、D逗子開成
A級戦@相模原市立上溝南B A相模原市立上溝南C B横浜私立領家A
B級戦@相模原市立上溝南D A横浜市立西芝 B平塚市立浜岳C
C級戦@桐蔭学園C A横浜市立西B B横浜市立山内B
個人全勝者
《選手権戦》田中宏樹、小笠原洋志、志慶眞誠
《A級戦》盤木和人、柴基博、田中鷹輔、三宅幸太、大西美帆
《B級戦》庄子琢朗、柿本健司、塚田諒、野尻竜一、大内佑太
《C級戦》平本貴士、増田裕一、山竹大治丸