フランス留学生 鎌倉で囲碁を学ぶ

編集事務局
 
毎年夏になると、フランスから茅ヶ崎市国際交流協会が招く夏季留学生が10余名日本語の研修にやってくる。約1ヶ月茅ヶ崎市のボランティアの家庭にホームステイし、日本語と日本のカルチャーを学ぶ。

休日の一日、近くの歴史の街鎌倉を訪れた。午前中は座禅を組み、午後訪れたのが駅前の「鎌倉囲碁倶楽部」。毎年この、禅と囲碁の組み合わせは変わらず続いている。殆どの学生は囲碁の初心者であるが、英語が堪能な講師の小林政史さんの2時間に亘る講義で、直ぐに9路盤で対局を始める。さすがに理工系の優秀な学生達、理解力と集中力は抜群、席主の木村憲次司さんの作った英文の簡易テキストも効果を発揮したようだ。気が付いたらもう5時、6時からの観劇会に合わせてあたふたと帰って行ったが、まだまだ打ちたそうな表情の学生が多かった。

それにしても、英語やフランス語がぺらぺらのお客さんが大勢いる鎌倉囲碁倶楽部は、ちょっと高級な感じがしますね。