第12回日本棋院県支部対抗戦

鎌倉中央支部が優勝!!

経緯
支部対抗戦は、県下の日本棋院支部に集まる囲碁愛好家の団体戦で今回が12回目にあたります。昨年度は、A級(有段)、B級(上級)、C級(中級)のクラスに、14支部から20チーム(1チーム5人)、100人が参加しました。今回は、チャンピオン戦(無差別)、A級(初段以上)、B級(1〜5級)のクラスに24チーム、120人が参加しました。
一方、会長杯争奪神奈川13将対抗戦が昨年まで7回を数えて開催され人気を博していました。別名、神奈川版ジャンボ大会とも呼ばれ、昨年度は8チーム、110人が参加しました。
今年度は、両イベントの設立主旨や経緯は異なりますが、支部対抗の団体戦の性格が強いところから見直され、会長杯争奪神奈川13将対抗戦は発展的に支部対抗戦吸収されました。このため、今回は昨年度以上の強豪、熱烈な愛好家が集まり息詰まる熱戦が繰り広げられました。

日時
 2006年9月10日(日) 9時40分集合、10時開始

場所
 横浜宇宙棋院 横浜市西区北幸1−1−8 横浜駅西口駅前正面 東洋ビル8F
 電話: 045−323−1515

参加支部
 *チャンピオン戦----横浜囲碁会館、南横須賀、金港、碁七、厚木、小原台、宇宙棋院、鎌倉中央
 *A級戦----相模原、鎌倉中央、永井会、鎌倉深沢、鎌倉碁友会、宇宙棋院、横浜囲碁会館、厚木、小原台、金港
 *B級戦----鎌倉中央、鎌倉碁友会、金港、津久井トータス、鎌倉深沢、宇宙棋院


今回の運営要領

競技: 変則リーグ4回戦の団体戦(1チーム5名編成)
 *チャンピオン戦(新設)----従来の13将戦の代替
 *A級戦----初段以上
 *B級戦----1級〜5級  
手合割: 
 *チャンピオン戦----互先
 *A、B級戦----1段級差 1子
表彰:
 *チャンピオン戦----優勝、準優勝、3位、4位
 *A級戦----優勝、準優勝、3位、4位
 *B級戦----優勝、準優勝、3位  
参加費
 2,500円/人、ただし、小中高生は1,500円/人
持ち時間: 40分

結果
◆チャンピオン戦
 *優勝----鎌倉中央
   優勝の跡:対 宇宙棋院    3勝2敗
          対 厚木       3勝2敗
          対 金港       3勝2敗
          対 横浜囲碁会館 3勝2敗
 *準優勝----横浜囲碁会館
 *3位----横浜囲碁会館
 *4位----金港
 *4勝者----佐野稔六段(金港)、村越正敏六段(厚木)、渡邊拓未六段(横浜囲碁会館)
◆A級戦
 *優勝----宇宙棋院
 *準優勝----厚木
 *3位----金港
 *4位----相模原
 *4勝者----巴 文雄六段(永井会)、池田信之三段(鎌倉中央)
◆B級戦
 *優勝----鎌倉碁友会
 *準優勝----金港
 *3位----宇宙棋院
 
*4勝者----北川 廣2級(金港)、荒牧 薫1級(鎌倉深沢)

写真集 (インデックス写真をクリックと拡大写真が表示されます。

受付担当の内海さん、加持さんも大童。↓
子供たちはA級、B級戦に大活躍です。↓
松本泰男県支部常任理事のウイットに富んだ司会。↓ 熱戦の一局が神奈川新聞に掲載されます。取材は、山本正県支部事務局長。↓
県10傑クラスの方が多く参加しているチャンピオン戦の一コマ。↓ チャンピオン戦優勝の鎌倉中央支部。原田実県支部顧問から賞品が授与されます。
A級は10チーム参加の人気。A級にも六段クラスの方がたくさん参加しています。↓ A級戦優勝の宇宙棋院支部。原田実県支部顧問から賞品が授与されます。
B級は女性の方の参加も増えています。↓ B級戦優勝の宇宙棋院支部原田実県支部顧問から賞品が授与されます。
同上。やはり、女性の方がたくさん参加していただけると大会も盛り上がります。→↑

感想
経緯に述べたように、今回は、従来の会長杯争奪神奈川13将対抗戦を吸収してチャンピオン戦が新設され、新しい装いでのスタートでした。支部対抗戦は統一された位置づけがなされ、24チーム、120人の参加が得られ、今後人気あるイベントに発展する可能性があります。特に、チャンピオン戦は県代表、県10傑クラスの激突が多く見られ、支部の名誉にかけた戦いが今後展開されるものと期待されます。会場のほぼ半分を使った対抗戦は熱気を帯びエアコンも効かないほどでした。
A級戦、B級戦には多くの子供たちや、女性たちが参加し、碁の魅力である世代、性別を超えた交流が実現していました。チャンピオン戦には強い高校生たちも参加し実力を示していました。

参加されたみなさまお疲れ様でした。次回も是非ご参加ください。