あらまし
6月から県内14カ所で実施された地区予選には173人が参加し、地区予選を勝ち抜いた41人にシード選手20人を加えた61人が7月17日の県大会に進み8ブロックに分かれて対戦しました。ベスト8に残った8人の平均年齢は22歳、7人が20代以下という驚きの世代交代が出現、1週間後の7月17に行われ行われた決定戦では、三浦市の常石隆志さん(院生出身)が川崎市幸区の山本拓徳さん(慶大生)に勝ち、初優勝しました。常石さんと山本さんはの2人は、8月27日から日本棋院における全国大会に出場します。
日時
・8強戦: 2010年7月11日(日)
・本因坊決定戦: 2010年7月17日(土)
場所
横浜本因坊手談(日本棋院支部)
主催
毎日新聞横浜支局
後援
日本棋院県支部連合会
協賛
佐川急便株式会社
結果
@8強戦
地区予選通過者がAからHまでの8ブロックに分かれてトーナメント戦が行われ、各ブロックの1位(赤色)が、決定戦に進出しました。
・Aブロック: 岸 信孝、山口雄三、峯松昌彦、正田倶基、村上 深、谷 結衣子、金福輝、松本泰男
・Bブロック: 府川浩二、増田隆広、山口 晃、脇 靖彦、中村信夫、植松勇太、宮島和夫、秋谷昂志
・Cブロック: 吉田日向、小松俊雄、高根宏之、鈴木貴裕、高水正明、横山 豊、常石隆志、伊藤 仂
・Dブロック: 村崎俊介、小山内 隆博、谷口智之、山口正明、藤野雅也、関口 信、黄 輝、石川 紘
・Eブロック: 遠藤雅行、笹倉一也、玉木謙太郎、工藤幸弘、間島 盛、小川雄造、林 宏一、芹澤民雄
・Fブロック: 佐野 稔、三浦大樹、岩月 泰、山本拓徳、大串 喜久雄、片岸完次郎、島田直樹
・Gブロック: 草鹿東武、前田祝一、岩見清一、永井 等、武井幹彦、原 英卒、渡辺一郎
・Hブロック: 窪庭 孝、石崎元久、喜多延男、荒木 賢、南塚亜輝、澤田 進、竹内貴弘
A本因坊決定戦
上記ブロック1位の8名によるトーナメント戦で県アマ本因坊(赤色)が決定しました。
・決定戦: 村上 深、秋谷志、常石隆志、村崎俊介、笹倉一也、山本拓徳、武井幹彦、竹内貴弘
写真
(注)インデックス写真をクリックすると拡大写真が現れます。
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61人の選手で熱戦が繰り広げられました。 |
大会後記
今大会は、佐々木慶事務局長談話「ヤングパワーが爆発した。若い人がこんなに8強入りするのは初めて。世代交代が進んでいる」に集約されているように若手が活躍しました。
常石さんは、昨年の朝日アマ名人です。山本さんと2人で参加する8月27日の全国大会では、どちらかが、神奈川県の名を再び全国に轟かせてほしいと期待しています。
<取材> 佐々木 慶、白岩秀勝
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