新しい大会誕生の背景
従来、宇宙棋院杯最強戦の大会名で実施されていましたが、県レベルの大会となると、県代表クラス中心の大会になりがちです。そこで、これまで県代表になった方は出られないという大会を、平山会長の粋な計らいで実現する運びとなりました。その代わり県代表経験者には、これも特別な計らいで、グランドチャンピオン戦が実施されます。
開催日時
@達人戦
地区予選を勝ち抜いた39名による代表選出戦
2010年10月3日 12時45分〜(12時半集合)
A達人/グランドチャンピオンの順位戦
2010年10月10日 12時45分〜(12時集合)
場所
宇宙棋院(横浜)
主催
県囲碁連盟
実施要領
(1)対局
・個人戦
・オール互戦
・持ち時間 45分
(2)入賞賞金
達人戦、グランドチャンピオン戦共に、1位〜8位までに、それぞれ81,000円相当を順位に応じて配分いたいします。
(3)選手選出、順位の決め方
@達人戦
・10月3日、8枠の枠抜け戦を実施します。
・10月10日、8名の順位戦を実施します。
(注)4位までは来年度の県五大棋戦にシードで出場できます。
Aグランドチャンピオン戦
・今年度の四大棋戦優勝者4名、全国大会優勝者3名、5年間ランク上位者1名、計8名を選出します。
・10月10日、8名の順位戦を実施します。
結果
(1)達人戦
@10月3日、8枠戦----赤字が代表
A枠: 赤井 等、河野 哲治、小川 雄造、伊藤 仂
B枠: 藤井 秀幸、植松勇太、高橋 俊光、岩見 清一
C枠: 南塚 亜輝、阿久津 誠一、前田 祝一、黄 輝
D枠: 秋谷昴志、戸塚孝志、俣野 康也、山口 晃
E枠: 林 宏一、増田 隆広、熊田光利、島田直樹
F枠: 笹倉 一也、村越 正敏、林田悦子、能勢 達八
G枠: 横山 豊、谷口 和徳、武井 幹彦、小川 清光、峯松 昌彦、種谷 正
H枠: 渡辺一郎、渡辺 陽一、塩沢 貞彦、西田 昇、岸邦 彦、高橋 惇、高水 正明、野呂 勝行
A10月10日、順位戦
1位;渡辺 一郎、2位;秋谷 昴志、3位;植松 勇太、4位;島田 直樹、
5位;峯松 昌彦、6位;南塚 亜輝、7位;笹倉 一也、8位;河野 哲治
(2)グランドチャンピオン戦
1位:高根 宏之、2位;遠藤 雅行、3位;石川 紘、4位;窪庭 孝、
5位;府川 浩二、6位;原田 実、7位;松本彰夫、8位;芹澤 民雄
写真で見る達人戦の様子
(注)インデックス写真をクリックすると拡大写真が現れます。
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達人戦開始にあたって挨拶される平山重松会長(写真左)、および試合の進め方の説明をされる佐々木慶事務局長(写真右)。 |
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神奈川新聞掲載に掲載される以下の対戦の棋譜を録る佐々木事務局長(写真右)。掲載されて後に、本ページでも棋譜を紹介できると思います。
白 阿久津 誠一 vs 黒 黄 輝----互先、黒の18目半勝ち |
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大会後記
この大会は県代表の経験者は出場できず、また、賞金もそこそこに魅力的というユニークな大会ですので、特に、県10傑入り一歩直前の棋力の多くの方たちにとっては又とないチャンスだったと思います。このため、いつもの大会より何か緊迫感が漂っていたように思います。来年も引き続き行われる予定ですので、みなさん奮って参加しましょう。
<大会運営>佐々木慶、白岩秀勝、(野村園美)----神奈川県囲碁連盟事務局
<取材>白岩秀勝----同事務局
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