第1回神奈川県 親善ペア碁大会          

                     冒頭、東日本大震災の被災者に全員で黙祷・・・・
                     募集56ペア、応募62ペアで、新企画は輝かしいスタート!!

新企画、ペア碁の誕生
 神奈川県ほど公式囲碁大会が多く、参加者も多い県は他に類をみないと言えます。それらの中で県囲碁連盟が主催する大会のうち、「女流大会」の参加者は発足当初100人規模でしたが徐々に減少し、昨年の第30回記念大会は努力しても56人の参加に留まりました。この理由は、近年女性も気軽に碁会所や公民館などに行ける雰囲気になり、女流だけの大会を開催しなければならないという状況ではなくなったことにあると思われます。
 もう一つ、「ジュニア名人戦」は、数々のプロ棋士や全国大会優勝者を輩出するなどの大きな役割を果たしてきましたが、「ヒカルの碁」ブームも去って、昨年は高校生まで参加枠を増やしたにも拘らず、参加者は僅か19名という状況でした。
 このような背景から、女流大会とジュニア名人戦を発展的に解消し、代わって“男性も女性も”、“大人も子供も”、“強い人もそうでない人も”共に親睦交流できる新企画のペア囲碁大会が誕生しました。新企画には、4社の協賛が得られたうえに、募集56ペアに対し、62ペアが応募してくださり、お陰様で新企画は輝かしいスタートを切ることができました。

開催日時
 2011年10月30日(日) 受付10時30分〜、大会11:00〜17:00

場所
 宇宙棋院(横浜)

主催
 県囲碁連盟

協賛
 株式会社崎陽軒ダイドードリンコ株式会社株式会社ファンケル株式会社ユニックス

応援に来ていただいたお客様
@株式会社ファンケル 社長室 秘書グループ 
マネージャー; 矢沢津和野 様
社員; 白鳥雄介 様 

A株式会社ユニックス 営業本部 第3営業部
部長; 松本明 様

実施要領
 こちらの大会案内をご覧ください。

結果
 こちらをご覧ください。

写真で見る大会の様子
@開会式
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 平山重松連盟会長から、早朝から参加いただいて感謝、県レベルでのこのようなペア碁は全国で初めて、準備打合せを何回も行った、戸惑いもあるかもしれませんが笑顔・楽しさ・明るさなどのあるヒューマニズム精神で楽しんでくださいとの挨拶がありました。また、協賛いただいた会社、特に、ファンケル様、ユニックス様の方には本大会に応援に来ていただいたことへの感謝、さらに、神奈川囲碁年鑑の紹介の挨拶がありました。
 大会全体の進行係の松本泰男常任理事から、冒頭における東日本大震災の被災者への黙祷の発声、お客様の紹介、参加62ペアに達し事務局が対応に大童で開始が若干遅れるとの説明、対局前に十分時間をとってのペア碁の説明、ユニークなチーム名の紹介、などがありました。特に、お客様の紹介で、「UNIXさんが女性を外から美しくするのに対し、ファンケルは女性を内から美しくします」に場内が笑いに包まれました。
 ご挨拶される(株)ファンケルの矢沢津和野マネージャ。商品紹介をされ、お土産を入れた手提げ袋を全員にお渡ししていますのお話にみなさん嬉しそうでした。
 ご挨拶される(株)UNIXの松本明部長。「女性は永遠に美しくあれ」をモットーに美容室を開設、ダイエット食品の紹介、賞品にエステ券を用意したので頑張ってくださいなどのお話がありました。
 応募56ペアが、受付が始まったら62ペアに増え、慌ただしい対応を迫られた佐々木慶事務局長、スタッフのみなさん。
 参加者全員に配られた(株)ファンケル様の手提げ袋。

A全景
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Bペア碁対局
----順不同
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)以下の対局が、後日、神奈川新聞に掲載予定です。掲載後、本ページでもご紹介できると思います。

 
輿石久美子・寺尾昭徳(テンプルストン、-0.5) vs 間島照子・植田米男(師弟の絆、0.0)

C表彰された大勢のみなさん

 ()拡大写真はありません。

D閉会式

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 平山重松会長から、よいふれあいができてよかったこと、今回至らなかったところは反省し来年はスタッフと力を合わせてさらに発展させたい、来年も是非参加して欲しいなどのお話がありました。
 松本泰男常任理事から、今日の参加者の最年長は97歳、最年少は6歳、崎陽軒からシュウマイ券、平山会長から寄附金がありましたなどのお話があり、最後にみなさんの労をねぎらって解散となりました。

インタビュー
 何人かの方にインタビューいたしました。
『1回戦はとても緊張したけど、2回戦からは面白くなった。』----女子中学生
『順序を間違えない自信はあったけど、2回も間違えてしまった。』----シニア男性
『うきうきする雰囲気があって面白かった。』----シニア男性
『いい手をフォローできなく、パートナーの方に申し訳ない気持ちになった。』----女性
『賞をたくさんいただいてうれしかった。』----小学生、女性
『初めて体験したけど面白かった。』----女性、シニア男性 
『期待したところにパートナーが打ってくれると気持ちが繋がっているなと実感でき嬉しかった。』----ベテラン男性

大会後記
 県代表クラスも参加して、棋力に関係なく幅広い参加を得ての第1回親善ペア碁大会は、締切り前はいささか参加者が少なかったのですが、追い込みをかけて募集56ペアの目標に達し、ふたを開けたら応募62ペアになり事務局を慌てさせるほどになりました。新企画の第1回ペア碁大会は大いなる成功だったと思います。
 今回、いろいろなデータがとれましたのでこれらを解析し次回につなげたいと思います。インタビューでは概ね好印象のようでしたので、今回参加された方々が次回もその気になって周囲のお友達を誘っていただければ、全国的にユニークな大会として発展させることができるかもしれません。
 参加された皆様、また、運営にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

大会運営松本泰男、佐々木慶、白岩秀勝、野村園美、柳下祥一(県囲碁連盟)
取材山本正、白岩秀勝、柳下祥一、梶原俊男(同)