フレンド工房のボランティア活動を応援 | ||||||||||
![]() 当囲碁連盟の幹事(事務局)をされている白岩さんの草の根ボランティア活動につきましてはこの欄で何度かご紹介していますが、実際にどんな活動をされているかをこの目で確かめてみようと、年末のイベントの応援に駆けつけました。当日は、パステルシャインアートセラピストで、フレンド工房のスタッフでもある植田美矢子さんも参加し、「デザインと囲碁」についてのコラボレーションが実現しました。 ![]() 20011年12月18日(日) 10:00〜16:00 ![]() 横浜市市民活動支援センター4F ディスカッションルームワークショップ広場 ![]() フレンド工房さんの以下の名刺に特徴がよく表れています。 ![]() ![]() (注)インデックス写真をクリックすると拡大写真が現れます。 ![]() 対局の解説をしているプロの先生が、特に序盤で、「いま、どういう図を描いて打ち進めていくかを考えているとことですが・・・」、「なかなかいい図が描けないようです・・・」などとおっしゃっているのを何気なく耳にします。プロの先生は、打ち進めた結果の色々な図をイメージしているようです。子どもたちには、猫の顔、犬の顔、馬の顔、キリンの顔などはとてもいい図例で、ニコニコして聞いていました。この二つの事例の間に、何らかの関連性があるのではと想像できます。 フレンド工房では、いろいろなデザインをしたり、もの造りをしたりして子どもたちを刺激することで、創造性豊かな子どもに育ってほしいと期待しているようです。よく、碁に強くなった子どもたちは定石の最終結果をパターン(図)で記憶しているようだと言われていますが、デザインも囲碁も、いろいろな図を描くところに共通性があるようです。物事には共通性/類似性があることを感じるようになったすばらしいことだと思います。 白岩さんは本業のお仕事をされている傍ら、フレンド工房のボランティア活動の中で囲碁教室を開いています。このような囲碁の草の根活動が随所で行われるようになれば、囲碁の裾野も広がっていくと思います。フレンド工房さん、いろいろご苦労が多いことと思いますが、無理をされない範囲でのご活躍を祈ります。 <取材>梶原俊男(県囲碁連盟) |