2011年県内主要棋戦成積

 県内主要棋戦の結果のみ示します
詳細は神奈川囲碁年鑑をご覧ください。

◆第17回日本棋院県支部対抗戦
 (日本棋院県支部連合会主催)
 今年も2月20日、『宇宙棋院』において、15支部、22チーム、110人が参加して行われた。
チャンピオン戦----(6チーム)
 @横浜本因坊、A宇宙棋院
A級(有段者)----(10チーム)
 @宇宙棋院、A宇宙棋院川崎クラブ
B級(1〜5級)----(6チーム)
 @津久井トータス、A松本囲碁教室

個人全勝者
チャンピオン戦: 鈴木貴裕(本因坊)、柳下裕統(同)、松岡慎太郎(厚木)、中村徹(宇宙棋院)
A級戦; 木村英彦(宇宙棋院)、中島陽三(相模原)、中西哲郎(厚木)、臼井隆雄(金港)、浜野幸雄(碁席玄玄)、前田祝一(鎌倉中央)、堀孝二(永井会)
B級戦; 磯野政次(本因坊)、小島忠男(津久井トータス)、山口武敏(金港)、門間誠蔵(鎌倉碁友会)

◆第8回毎日杯争奪神奈川県都市対抗大会 (毎日新聞横浜支局、日本棋院県支部連合会、平塚市文化スポーツまちづくり振興財団共催)

 (
)今年は東日本大震災の影響で、中止になりました。

◆第2回横浜市囲碁最高位戦 (主催:横浜市囲碁連合会)
 3月27日,反町横浜囲碁サロンにおいて横浜市各区囲碁連盟が推薦したトップクラス 51名と第1回の入賞者・3勝者8名,総勢 59 名によっての熱い対局がくり広がれた。実行委員長の秦さんの「東北大震災被災者の方々を思うと,開催していいのかという思いが私たちにもありましたが、皆さんの参加費一部を支援にと考え開催することにしました」という挨拶で開会された。 試合方法は総互先・黒6目半コミだし,変則リーグ4回戦で2敗するまで対局できる。持ち

・入賞
1位:谷結衣子(戸塚)、2位:国又 満(保土ヶ谷)、3位:佐野飛鳥(戸塚)、野村園美(戸塚)
3勝
 高橋俊光(青葉)、枳穀紀雄(旭)、中原久雄(旭)、森 駿也(泉)、富永浩通(港北)、肥塚淳次(栄)、田中康弘(栄)、高根沢敏(鶴見)、谷麻衣子(戸塚)、俣野泰也(戸塚)、渡辺清雄(戸塚)、柳下裕統(中)、宮越 旦(西)

)入賞者はアマ名人、アマ本因坊、アマ世界選手権の県大会、ほかの棋戦の出場資格が得られる。

◆第39回横浜市高齢者囲碁将棋大会 (横浜市高齢者老人クラブ連合会主催)
 5月25日、神奈川区の老人福祉センター「横浜市うらしま荘」で開かれ、役員を含めて約80名が参加した。大会は棋力別3クラスと女性の部に分かれて行われ、選手は横浜市各区から選ばれた代表者たち。A級の優勝、準優勝と女性の部の優勝者は秋に熊本市で行われる「全国健康福祉祭り」に横浜市代表として出場する。
A級
 @大森孝嗣、A国又好、B井上邦夫
B級
 @池田孝二、A高崎隆、B中村宇一郎
C級
 @鈴木利雄、A楡井久浩、B鈴木久雄
女性の部
 @定岡久仁子、A内田濱子

◆第120回横浜市各区囲碁連盟対抗戦 (主催:横浜市囲碁連合会/協賛:神奈川新聞社)
 6月5日横浜市各区代表選手6名による18 区対抗団体戦が関内の神奈川新聞社で行われた。横浜市囲碁連合秦会長の「120 回を迎えた記念大会で皆さんに記念品をお届けする予定でしたが,この度の東北大震災を支援したく,各区の理事の方々におはかりして,その予算金額を充てることにしました」という開会のあいさつの後,旭区と磯子区の両囲碁連盟からも義援金が寄せられた。 120 回記念大会はチャリティ大会ともなったのである。
対抗戦入賞
 1位:戸塚区、2位:緑区、3位:泉区、4位:旭区、5位:港北区
個人全勝賞----4戦全勝者、( ) 内は段級位と区名
 柳下裕統(六/中)、井上剛夫(五/金沢)、宮西 克(五/港北)、萩口幸男(五/中)、森 優俊(四/西)、三橋治夫(三/戸塚)、江島正泰(三/西)、伊藤順一(1/金沢)、長田博文(2/緑)、宮城桂子(4/港南)、ファイソル ウマル(8/泉/7歳)
 
)春の優勝区は県囲碁連盟親善対抗戦の出場資格が得られる。昨年秋の優勝旭区とともに戸塚区が出場した。

◆第2回横浜市囲碁級位認定大会 (主催:横浜市囲碁連合会)
 7月17日、横浜市の級位者を対象とした大会が反町横浜囲碁サロンで開催された。各区囲碁連盟推薦の級位者が集まり成績次第で棋力認定がされる大会である。参加者は昨年より3名多く 55名。4勝者は昇級して、3勝者は現級位を横浜市囲碁連合会から認定された。

成績結果>----( )内は級位と区名
全勝賞
 小金井章男(1/旭)、三浦光衛(2/鶴見)、楜沢庄治(4/保土ヶ谷)、依藤栄一(5/保土ヶ谷)
3勝賞
 山本一雄(1/青葉)、坂下栄治(1/旭)、湯山兼司(1/都筑)、江尻康治(1/西)、大野嘉彦(2/泉)、吉田 哲(2/神奈川)、立花継信(2/緑)、長田博文(2/緑)、荒谷 勝(4/磯子)、吉田侑樹(4/神奈川)、鳥巣周三(4/鶴見)、雲谷登美雄(5/港南)、大石雅子(6/南)

◆第10回全国ケーブルテレビ局選抜囲碁選手権/YOUよこはま囲碁大会
 7月30日、反町横浜囲碁サロンで開催され、YOUテレビエリア内の、神奈川区、鶴見区、港北区、川崎市(一部)から60人が参加した。
・代表戦
 @石原康佑六段、A富永浩通六段、B大平和由六段
ハンデ戦
 A: @島崎遼四段 A菅原眞三段 B竹本正彦三段
 B: @花村和久二段 A山下義光初段 B吉田哲2級(小3)
 C: @小野栄子10級 A石田真平6級(中1)B塚田隆介7級(年長)

◆第10回全国ケーブルテレビ局選抜囲碁選手権/JCNよこはま囲碁大会 (主催:JCNよこはま,囲碁・将棋チャンネル/共催:パンダネット/運営:大会実行委員会)
 8月28日、JCNよこはまケーブルテレビ(CATV)エリア内の金沢・港南・栄・戸塚4区の囲碁愛好家 101名が参加し、港南地区センターで行われた。
@入賞 
選 抜 戦(総互先): 1位 高根宏之、2位 渡辺清雄、3位 正田倶基
クラスA(五・四段): 1位 松澤六郎、2位 羽田詞明、3位 西田義隆
クラスB1(三段): 1位 中村房忠、2位 柴野 博、3位 熊谷大三郎
クラスB2(二段): 1位 石過外志勝、2位 宮崎修市、3位 志柿英興
クラスB3(初段): 1位 杉山 守、2位 石川公貫、3位 小田武史
クラスC1(1〜2級): 1位 小林正義、2位 佐伯栄亮、3位 笹森尚武
クラスC2(3〜7級): 1位 星子冨士人、2位 秋山 博、3位 杉沢和恵

)ブロック大会を勝抜いた高根さんは全国大会に進出。第1回戦、昨年決勝戦で対局した香川伊達さんに惜敗。

A敢闘賞(3勝者) 
選抜: 俣野泰也,伊藤正一
A: 原木正英、前原嗣郎
B1: 伊草金作、小林晴次
B2: 久保田昇、曽川壽雄
B3: 村沢勝彦
C1: 児島冨夫
C2: 佐々木俊雄

◆第5回神奈川県囲碁連盟親善対抗戦 (神奈川県囲碁連盟主催)
 第5回親善大会が、9月25日、『宇宙棋院』において開催された。1チーム5人編成、手合割りによるハンデ戦、持ち時間50分のルール。なお、この大会は、当連盟大会開催要項に基づく段級位の標準化が適用された。また、平山会長から高級ハマグリ碁石が3組寄贈された。
入賞: @横浜市囲碁連合会(旭区)(4戦全勝)、A県支部連合会B(3勝1敗)
努力賞: 藤沢市囲碁連盟(3勝1敗)
敢闘賞: 子ども囲碁普及会(3勝1敗)
個人全勝者: 鈴木健之、荻原光太、柏倉清蔵、肥塚淳次、柳下裕統、高山栄一

◆第121回横浜市各区囲碁連盟対抗戦 (主催:横浜市囲碁連合会/協賛:神奈川新聞社)
 11月6日、神奈川新聞社で春の第 120 回と同様に行われた。チーム6名の選手が戦う。開会式で秦連合会会長から「第120回記念大会記念品予算を"東北大震災支援"に充て、碁盤碁石20セット、宮城県囲碁連盟のお力添えを得て被災地の仮設住宅に送りました」と報告があった。
対抗戦入賞
 1位:都筑区、2位:西区、3位:港南区、4位:戸塚区、5位:栄区
個人全勝賞----4戦全勝者、( ) 内は段級位と区名
 小野耐治(六/金沢)、肥塚淳次(六/栄)、寒河江国士(六/都筑)、森 優俊(四/西)、佐俣 勝(二/港北)、加藤統虎(初/港北)、小林正義(1/港南)、笹森尚武(2/戸塚)、小野涼太(6/泉),新屋正和(7/緑)

)優勝した区連盟は来年の県囲碁連盟主催の連盟対抗親善囲碁大会に出場する。[記事:平松]

◆第8回囲碁箱根名人戦 (同運営委員会主催)
 11月16日、箱根町の『箱根湯本ホテル』で開かれ、県内はもとより、東京、静岡など県内外から64名の愛好家が参加した。
この大会は、箱根関所跡近くにある林昌山興禅院の住職で、この大会の運営委員長でもある田中円海さんの発案によるもの。西湘囲碁文化同好会会長の塩坂福徳さんが審判長を務めた。
この大会は、囲碁に加え温泉など観光を兼ねた大会として人気がある。
大会は、棋力別に名人戦(六段以上=箱根町観光協会理事長賞)、本因坊戦(四・五段=箱根温泉旅館協同組合理事長賞)、天狗戦(二・三段=箱根神社宮司賞)、新人戦(初段以下=箱根町文化スポーツ財団理事長賞)に分かれ4回戦で行われ、オール互先、新人戦のみがハンデ戦で行われた。
優勝した江面さんには箱根名産の特製寄木細工のカップが送られた。
・箱根名人戦: @江面雄次(静岡県清水町)、A藤澤幸夫(小田原市)。B吉崎久博(渋谷区)
・箱根本因坊戦: @南條裕毅(平塚市)、A臼井隆雄(横浜市金沢区)、B徳山昭(鎌倉市)
・箱根天狗戦: @善場泰彦(横須賀市)、A工藤昭彦(小田原市)、B小笠原俊彦(箱根町)
・箱根新人戦: @羽田茂(厚木市)、A萩原浩(横浜市南区)、B大野嘉彦(横浜市泉区)

)箱根名人戦運営委員会で呼びかけた東日本大震災への義援金、10,501円を箱根町に寄託した。              

◆第1回横浜市囲碁段位戦 (主催:横浜市囲碁連合会)
 11月20日、反町横浜囲碁サロンにおいて行われた。横浜市18区の囲碁連盟から推薦された初段から四段の60名の選手が集まった。
@入賞----(  )内は区名
初段戦(16名): 1位 加藤統虎(港北)、2位 落合良三(西)、3位 湯山兼司(都筑)
二段戦(18名): 1位 佐俣 勝(港北)、2位 木村弘利(栄)、3位 伊藤浩輔(金沢)
三段戦(16名): 1位 三橋治夫(戸塚)、2位 宮田典久(泉)、3位 平野 忠(港北)
四段戦(10名): 1位 榊 宏司(旭)、2位 中村房忠(戸塚)、3位 古郡隆信(栄)
A敢闘賞----(  )内は区名/段位
 松崎 進(瀬谷/初)、阿部不二夫(鶴見/初)、前田敏雄(泉/二)、百木 学(瀬谷/二)、山下吉彦(保土ヶ谷/二)、,金子信一郎(港南/三)、松尾康彦(都筑/三)

◆第48回県囲碁ブロック戦大会 (県囲碁連盟、神奈川新聞社主催)
 11月27日、横浜市西区の「横浜囲碁センター」でAクラスが、「宇宙棋院」でBクラスが行われた。この大会は、県内各地の強豪が一堂に集まるマンモス大会として人気があるが、この日も県代表クラスのみならず、全国クラスの強豪が多く見られた。
県内各地域や職場、碁会所などの同好会、グループなどから、Aクラスに8チーム、Bクラスに20チームが参加した。1チーム7名編成であるから選手総勢196名は、予選会などを行わず一度に対局する大会としては県下最大規模のマンモス大会である。Aクラスの下位2チームとBクラスの上位2チームは翌年入れ替わる。
Aクラス入賞
 @チーム慶(谷結衣子・井上紀之・平野祐騎・池田隼也・斎藤正樹・谷麻衣子・鈴木貴裕)、A若葉会、B川崎倶楽部、C臥龍会A
Aクラス個人全勝賞
 井上紀之、平野祐騎、池田隼也、斎藤正樹、谷麻衣子、鈴木貴裕、高根宏之、竹内貴弘、窪庭孝、高野和雄
Bクラス入賞
 @みのる会、A金港支部
Bクラス3勝賞
 本郷台囲碁クラブ、石誠会、県庁、丸友会、遊仙会B 
Bクラス個人全勝賞
 太田匡彦、稲垣聡、前田暖、池上均、宇根川万里江、中村徹、佐野稔、斎藤実、吉田好行、山根康男、小熊勇気、近藤政弘、国又好、福田昭規