2011年 盛大に囲碁祭り

 県内主要棋戦の結果のみ示します詳細は神奈川囲碁年鑑をご覧ください。

◆湯河原温泉春のたより囲碁大会(主催:春のたより囲碁大会実行委員会、管掌:県囲碁連盟、湯河原町囲碁同好会)
 第21回大会が4月10日、湯河原観光会館で開催された。この大会は、昨年はお休みしたが、今年再開した。本来は2日間にわたり個人戦と団体戦が行われるのだが、申し込みの時期が東日本大震災の直後であったため、団体戦だけの一日開催となった。
Aクラス: @棋遊会 Aチーム慶
Bクラス: @湯河原囲碁同好会 A臥龍会 B碁苦楽会

◆第47回小田原北条五代祭り第22回囲碁大会 (西湘囲碁文化同好会主催)
 北条五代祭りの一環としての本大会が、5月4日(木・祭)、小田原市民会館で開かれた。東日本大震災の影響で参加者の減少が心配されたが、昨年より20人ほど多い熱心なアマ棋客126人が、県内各地はもとより東京静岡など遠隔地からも駆けつけた。
名人戦: @佐野飛鳥(横浜市)A斉藤正樹(横浜市)B藤沢幸夫(小田原市)
A級戦: @真鍋貞広(藤沢市)A福田昭規(川崎市)B松尾勝彦(南足柄市)
B級戦: @井川駿一郎(相模原市)A工藤昭彦(小田原市)B香川啓二(小田原市)
C級戦: @大野嘉彦(横浜市)A萩原浩(横浜市)B久津野文彦(中郡)

◆湘南ひらつか七夕子ども囲碁大会(主催:平塚市、平塚市教育委員会、平塚市文化スポーまちづくり振興財団、湘南ひらつか囲碁文化振興事業実行委員会 )
 7月9日(土)、平塚市勤労会館に市内及び周辺の小中学生を中心に156名の子どもが参加して行われた。
@入賞者
王者戦(有段者): @酒井晴太郎五段 A和泉翔喜三段 B辻川純平初段
A敢闘賞
A級: 森優太1級、山口雅春2級、小林達矢4級 
B級: 五十嵐克彦4級、伊藤郁弥7級、亀井大睦8級、宮田将輝8級、山崎光8級
C級: 安藤優希9級、日々駿9級、角健太10級、坪根里温10級、前田綾太10級、室谷研輔11級、平野真久12級、柳沢僚12級、伊達一貴14級、山崎拓夢14級、
・D級: 五十嵐虎太郎16級、平松佑一16級、阿久井雄貴19級、尾島明日香16級、武藤潤20級

◆湘南ひらつか七夕囲碁大会 (主催:平塚市、平塚市文化スポーツまちづくり振興財団、湘南ひらつか囲碁文化振興事業実行委員会)
 「湘南ひらつか七夕まつり」は、今年も7月10日、平塚市勤労会館で148名の選手が熱戦を繰り広げた。
この大会は参加者の内、半数近くの人が何らかの賞品を手にできる嬉しい大会でもある。
名人戦: 小泉功太郎(稲城市)
王座戦: 武藤慎哉(横浜)
級位者戦A: 小野次郎(川崎)
同B: 五味吉男(平塚)
同C: 寶子丸諒(鎌倉)

◆16回湘南ひらつか囲碁祭り 1000面打ち大会 (平塚市、平塚市文化スポーツまちづくり振興財団、湘南ひらつか囲碁文化振興事業実行委員会主催)
 10月9日、「湘南平塚囲碁祭り1000面打ち大会」が囲碁のまち平塚で盛大に開催された。木谷門下をはじめとする棋士らが82人も一堂に会する催しは全国でもここだけしかない。関西棋院の棋士も初参加。今回は例年に比べて女性の姿が目立った。千面打ちのほかにも、小林千寿五段の入門教室や、トッププロたちによるサイン会も行われた。
 なかでも武宮正樹九段、林海峰名誉天元、結城聡天元、24世本因坊秀芳らが次々と登場する青空教室は大盛況。200人あまりのファンが生の解説に聞き入った。最後に登場した坂井八段は、碁聖戦挑戦手合い第5局を自戦解説し、「ここでこう打っていたら、今頃ただの八段ではなかった」と話術でも観客を沸かせていた。「千面打ちは映像ではみたことがありましたが、実際に見ると壮観ですね。市を上げてやっておられるとは、有り難いことです。これだけファンの皆様さんが集まってくださることは棋士としてうれしいです。感謝しています」と坂井八段。参加2回目の林海峰名誉天元は「棋士とファンが一体となって、一日楽しく過ごす素晴らしいイベントですね。天気も最高で良かった」と締めくくった。
 
なお、日本棋院神奈川県支部連合会のコーナーでも、福引や「神奈川囲碁年鑑」の販売などを行った。来年も立ち寄ってくださいねー。