第11回全国ケーブルテレビ局選抜囲碁選手権大会 (囲碁アマチュア竜星戦)
JCNよこはま囲碁大会
高根さん4年連続代表
!!
、Cクラスで中学生が優勝
!!
大会概要
昨年の第10回記念大会を終え、新たなスタートとしてタイトルに「囲碁アマチュア竜星戦」と加わりました。全国のケーブルテレビ局(CATV)と囲碁・将棋チャンネルが主催し、総参加者約7000人、107箇所で地区大会が開催されています。地区大会は全国大会代表選抜戦とハンディ戦に分かれています。選抜戦優勝者は、11月10日のパンダネット対局によるブロック大会で勝ち抜くと日本棋院で行われる12月1、2日の全国大会へ進出します。全国大会の決勝戦に残るとプロの棋戦「竜星戦」の予選に出場できます。
開催日時
2012年8月26日(日)10時開会/16時30分閉会
会場
港南地区センター(横浜市港南区)
主催・共催・後援・運営
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主催:JCNよこはま、囲碁・将棋チャンネル
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共催:パンダネット
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後援:日本棋院、関西棋院
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運営:JCNよこはま囲碁大会実行委員会
参加者
102名:横浜市 金沢区、港南区、栄区、戸塚区(JCNよこはまCATVエリア)
試合方法
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代表選抜戦: トーナメント戦、総互先・先番6目半込だし
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ハンディ戦: クラス別変則リーグ4回戦、持碁白勝ち
成績結果
(1)入 賞
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全国大会選抜戦
: @高根宏之、 A正田倶基、B田中康弘
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クラスA(五・四段)
: @川西正記、 A前原嗣郎、 B宇井光政
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クラスB1(三段)
: @金子信一郎、A黒須邦男、 B中村 宏
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クラスB2(二段)
: @久保田昇、 A小森 優、 B吉田 肇
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クラスB3(初段)
: @明石 誠、 A只野勝義、 B小林正義
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クラスC1(1〜3級)
: @七杖 繁、 A安室伸子、 B笹森尚武
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クラスC2(4〜8級)
: @石井絢花、 A藤巻るり子、B成沢宏吉
(2)敢闘賞
----3勝者
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選抜戦
: 俣野泰也、渡辺清雄
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クラスA
(五・四段)
: 西田義隆、星野知孝
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クラスB1(三段)
: 桃井吉彦、柳沢通彦、中村 孝
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クラスB2
(二段)
: 新海昭輔、石過外志勝
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クラスB3(初段)
: 今澤眞也
写真
(
注
)インデックス写真をクリックすると拡大写真が現れます。
B/Cクラスの対局
:
会場は満
席。真剣な面持ちです。
B/Cクラスの対局
:
対局の合
間。勝った方はニコニコ。
Cクラス中学生対局
:
囲む観
戦者。もっと強くなるよ。
Aクラスの対局
:
和室です。少
し腰が痛くなりました?
代表選抜戦の対局
:
16名トー
ナメント。真剣です。
大会模様
14歳から84歳まで,初参加者20名を加えた101名の囲碁愛好家が夏の暑さがまだまだ厳しいおり一堂に会しました。第1回戦の組合せが決まると、いよいよ試合の開始です。緊張感のなかでも大勢で碁が打てると楽しさも雰囲気に混ざっています。女性参加者のひとりが「2回連続で勝ちました。めずらしいでしょう」と声をかけます。3回戦も勝ち決勝戦はかなり緊張しています。80歳を超える方の健闘ぶりも見事です。Cクラスの中学生は回を追うごとに棋力が上がっているようにも見えます。見事に優勝し「うれしいです」と表彰のとき小さい声で皆さんにお礼をしていました。拍手々々でした。今回も高根さんが16名参加のトーナメント選抜戦で優勝し代表となりました。閉会式で「去年は不本意な結果でしたが、今度こそという想いがあります。頑張ってきます」と挨拶され大きな拍手で激励されました。抽選で囲碁・将棋チャンネルの扇子がもらえるとあってか,閉会式にも多数の方が残っていました。「来年も続けてこの大会を発展させていきたい」とJCN横浜の高橋取締役のあいさつで閉会となりました。
大会後記
毎回、選抜戦トーナメントの選手をそろえるにはひと苦労が必要です。でも、今回は16名定員のうち14名の方が申込まれました。本大会は事前申込みですが,締切日で100名となました。これはJCN横浜のスタッフの方々の親切で丁寧な案内の結果でしょう。その地域に在る企業と同好の人びとのコラボレーションが成功をおさめた良い例となっています。これからも続くとますますよい大会となりそうです。
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平松勝利