第2回神奈川県 親善ペア碁大会の詳報!!!!          
はじめに
 この大会は、従来行われていた「女流大会」と「ジュニア名人戦」を発展的に解消し、一般男性と共に楽しめる囲碁大会を目指して、昨年からスタートしたものです。スローガンは、“男性も女性も”、“大人も子供も”、“強い人もそうでない人も”共に楽しむ、です。
 今年も54組のペアが和気藹々、囲碁を楽しみました。


開催日時
 2012年10月28日(日) 受付10時30分〜、大会11:00〜17:00

場所
 宇宙棋院(横浜)

主催
 県囲碁連盟

協賛
 株式会社崎陽軒ダイドードリンコ株式会社株式会社ファンケル

実施要領
 こちらの大会案内をご覧ください。

結果
 54ペア、108名が参加されました。
@ 持ち点順に8クラスに分かれて、各クラスの変則リーグ戦が行われました。優勝、準優勝のペアは以下です。
クラスA 優勝: (東門道子、小山内隆博)、準優勝: (林田 茜、林田悦子)
クラスB 優勝: (野崎幸子、明出周二)----勝敗申告にミスがあって2連勝の準優勝はなく、2勝の3ペアに2位賞を授与
クラスC 優勝: (鈴木節子、小川 弘)、準優勝: (藤巻るり子、辻 誠)
クラスD 優勝: (内田濱子、増村仁)、準優勝: (横田美千子、佐藤守平)
クラスE 優勝: (宮城桂子、桃井良彦)、準優勝: (有松和子、吉武静雄)
クラスF 優勝: (上代加津子、上代政男)、準優勝: (高橋みずき、柳下裕統)
クラスG 優勝: (柴田和貴子、乗本一雄)、準優勝: (神野慎一郎、神野岳志)

)準優勝は各クラス、○○●の2連勝ペアです。

A他の賞
2勝賞----ファンケル様の化粧品
ネーミング賞----ペアの名前
エージ賞----二人の合計の最高年齢
参加賞----崎陽軒様の焼売券

)ダイドードリンコ様から、お茶のペットボトルが配られました。

神奈川新聞掲載の棋譜採録
 2回戦のCクラスの以下の対局の棋譜が採録されました。後日、神奈川新聞に掲載される予定です。

 (渡辺恵子、大森広文)、持点1.5 vs (今井光子、森谷清)、持点1.5

)後日、本ページに掲載予定です。

写真で見る大会の様子
@オープニング
 松本泰男常任理事の名司会で大会が進められました。女性も男性も、大人も子供も、強い人もそうでない人も一緒に楽しむのが主旨ですの説明から始まって、特に、『負けペアの上位者は感想を言わないでください』の注意に場内から笑い。その他、対局のし方、2勝賞の意味、時計の使い方などなどの説明がありました。
 平山重松会長から、以下のお話がありました。@100歳まで元気に碁を打ってほしい。ノーベル賞を受賞された山中教授のiPS細胞が10年内には具体化すると想われるので期待しています。Aお金、時間の使い方で幸せになると同じように、頭のスポーツでもある囲碁の頭の使い方で幸せの道を歩んでください。B関係者の協力で嬉しい賞品を用意できました。
 司会者からスタッフの紹介がありました。

A対局風景
 ()インデックス写真をクリックすると拡大写真が現れます。
B表彰----優勝、準優勝
 ()拡大写真はありません。

インタビュー
 何人かの方にインタビューいたしました。
『1回くらい着手ミスしてもいいのにね。』----女性
『息が合っていたのか、ご夫婦ですかと訊かれて、思わずニッコリでした。』----女性
『強い人はこんなことを考えて打っているのかと、勉強になりました。』----女性
『いい手をフォローできなく、パートナーの方に申し訳ない気持ちになった。』----女性
『賞をもらっちゃった。嬉しい。』----小学生
『序盤、パートナーが分らないといいながら大らかな手を打ってくれ、これが結構大局的な手で勝てました。』----男性 

大会後記
 入賞された方、おめでとうございました。ドキドキ交流対局と受賞率の高さもあって、みなさん楽しまれたようです。司会者からの、「あそこに打ってくれたら勝てたのに」は上位者への禁句であることの訓話が笑いを誘いましたが、このことが次回はもっとうまく打てるようになろうの気持ちに繋がっているようです。インタビューにもあるように、ペア同士の心の繋がりがペア碁を楽しくしているのは確かのようです。

 今後、ペア碁は楽しいの噂が広がり、会場がオーバーフローするくらいに応募者が増え、最高レベルのペアは全国へ国際へと向かうようになるといいですね。 

大会運営松本泰男、佐々木慶、大森広文、熊田光利、野村園美、立平 大(以上、県囲碁連盟)
取材梶原俊男(県囲碁連盟)、秋谷昂志(協力)