棋戦概要
横浜市各区のトップクラスによる個人棋戦です。各区囲碁連盟が参加選手を推薦していますが、春・秋の区囲碁大会に参加した方をおおかた優先しています。
開催日時
2012年3月25日(日)12時15分開会/18時15分閉会
会場
反町横浜囲碁サロン(横浜市神奈川区)
主催
横浜市囲碁連合会最高位戦実行委員会
参加者
53名(各区囲碁連盟推薦41名、前回入賞者・3勝者12名)
試合方法
・変則リーグ戦4回戦,総互先,黒6目半コミだし,持ち時間各40分
・全勝者(入賞者)の順位はスイス方式により決定
・対局組合せは第1回戦と第4回戦のみ抽選
成績結果
@入賞者
・1位: 大塚裕二(中)
・2位: 渡辺一郎(神奈川)
・3位: 栗林武麿(栄)、高根沢敏(鶴見)
(注)入賞者は、アマ名人、アマ本因坊、アマ世界選手権の県大会、ほかの棋戦の出場資格が得られます。
A3勝者
斉藤伸郎(青葉)、高橋俊光(青葉)、塩沢貞彦(泉)、積田大地(泉)、富永浩通(港北)、宮西 克(港北)、肥塚淳次(栄)、田中康弘(栄)、大森広文(鶴見)、俣野泰也(戸塚)、柳下祥一(中)、国又
満(保土ヶ谷)、笠井大二郎(緑)
棋戦模様
(注)インデックス写真をクリックすると拡大写真が現れます。
前年に入賞および3勝した方には実行委員会から直接案内しています。したがって、各区推薦の枠外となっています。今回初めて参加した方は15名で参加者の約3割を占めています。このように参加選手が固定しない棋戦のためか、若手が多かった昨年とは様相が違った熱戦となりました。決勝戦は3戦全勝者8名の対局となり,実力派2名とニューフェース2名の入賞です。新たな勝者が現れるのも本棋戦の特徴でしょうか。
実行委員会
・委員長: 平松勝利、
・委員: 秦圭四郎、宮越 旦、飯塚有美、山本康弘
棋戦後記
本棋戦も早いもので3回目を向かえ横浜市の囲碁界に定着し始めたようです。市内の高段者だけでなく市外の方々にも知られた棋戦となりました。県大会の出場資格が得られるという県囲碁連盟の援護は、本棋戦を支える要因のひとつです。それとなにより、各区囲碁連盟が区内の高段者に呼びかけ選考しているのが,開催できる大きな原動力であり,本棋戦の基盤となっています。あとは本棋戦参加者の方々が各区の囲碁大会に参加していただければ、本棋戦の目的が達成することでしょう。
<記事>平松勝利
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