第5回横浜市囲碁最高位戦           

初出場の緑区小笠原さんが優勝!!

棋戦概要
 横浜市各区のトップクラスによる個人棋戦です。出場者は各区囲碁連盟から選考・推薦されています。また前回の3勝以上の方へは市連合会から直接案内されています。

開催日時
 2014年3月23日(日)12時15分開会/18時30分閉会

会場
 反町横浜囲碁サロン(横浜市神奈川区)
 
主催
 横浜市囲碁連合会最高位戦実行委員会

参加者
 
52名(各区囲碁連盟選考推薦43名、前回入賞者・3勝者9名)

試合方法
変則トーナメント戦4回対局,総互先,黒6目半コミだし、持ち時間各40分
全勝者(入賞者)の順位はスイス方式に準じて決定


成績結果
入賞者
 1位:小笠原祥二(緑)、2位:荻上幸男(港南)、3位:柳下裕統(中)、中村 徹(青葉)
入賞者は、神奈川県囲碁連盟主催のアマ名人、アマ本因坊、アマ世界選手権の県大会、ほかの棋戦の出場資格が得られます。
3勝者
高橋俊光(青葉)、中原久雄(旭)、砂川 満(港北)、富永浩通(港北)、栗林武麿(栄)、田中康弘(栄)、岡部季生(都筑)、大森広文(鶴見)、猿渡英司(鶴見)、堀井大樹(鶴見)、渡辺清雄(戸塚)、田中良和(保土ヶ谷)


大会模様
 大雪のあとようやく日差しも暖かくなりました。そんな日和のなか横浜市各区のトップレベルの方々52名の対局が始まりました。今回も若手の方も多く、なかに紅一点泉区の大学一年生も参加しています。最近は中堅・熟達者の参加はもとより本棋戦の参加層は幅広くなっています。そのためか対戦は和やかな雰囲気を感じます。しかし、全勝者8名による第4回戦の4対局は緊張感があります。4名全勝のなか初出場の緑区小笠原さんが優勝し、表彰式で大きな拍手でその栄誉を称えられました。

対局風景会場は外光で明るく、のびのびと対局
しています。
決勝対局 三戦全勝者同士の対局。時間いっぱい
の熱戦に気合集中。
棋譜取材 栄区栗林武
麿さんと保土ヶ谷区区田
中良和さん。採譜は立平
さんです。
表彰風景 入賞者4名と
3勝者12名は市囲碁連合
会秦会長より賞品を授与さ
れました。
優勝者 小笠原祥二さん
。対局の緊張感がまだ漂
っています。

実行委員会
委員長: 飯塚有美  
委員: 平松勝利、山本康弘、八木庸之、大平和由、榊 宏司

大会後記
 横浜市の区囲碁大会は高段者の参加が近年若干増えています。これは本棋戦に出場する方々が各区の囲碁大会にも参加するようになったからかもしれません。このことは本棋戦の主旨をご理解いただいた証でしょう。これからも高段者の腕試しあるいはもう一つ上のレベルの大会に出場する機会として多くの方の参加でますます発展することでしょう。

記事: 平松勝利(横浜市囲碁連合会)