第126回 横浜市各区囲碁連盟対抗戦
都筑区,分区して2度目の優勝!!
大会概要

 横浜市18区で行われた区囲碁連盟主催の各区囲碁大会の各クラス上位者6名が代表選手となる区対抗の団体戦です。今春は18の区大会総参加者は1,000名近くになりました。


開催日時

2014年6月8日(日)10時開会/15時50分閉会


会  場

神奈川新聞社12階(横浜関内)


主  催

横浜市囲碁連合会 区囲碁連盟対抗戦実行委員会


協  賛

神奈川新聞社


参 加 者

18区囲碁連盟選手各区6名総参加選手108名/区監督8名/実行委員7名/運営委員3名


試合要綱
代表選手 ・主将(四〜七段)・副将(四〜七段)・三将(初〜三段)
・四将(初〜三段)・五将(1〜3級)・六将(3〜8級)
試合方法 ・ハンディ戦による変則トーナメント4回戦。対局時間は70分。
・対局組合せは1回戦くじ引き,2回戦以降は順位による。
各回勝敗・選手の勝ち数の多いチームが勝ち。
・3勝3敗の場合は主将が勝ったチームが勝ち。
順位決定・チーム勝ち,次に選手勝ち数合計の多いチームが上位。
・その次に主将の勝ち数,副将の勝ち数…の多いチームが上位。

成績結果

(1)対抗戦団体入賞

@都筑区,A港南区,B戸塚区,C緑区,D保土ヶ谷区

 優勝した都筑区囲碁連盟は,昨年秋優勝の西区囲碁連盟とともに本年9月の「神奈川県囲碁連盟主催:連盟対抗親善囲碁大会」に出場します。

(2)4戦全勝者 ( / )は区名/段級位

家田靖久(神奈川/三),荻上幸男(港南六),中田光宏(都筑/三),登内公明(都筑/二),峯松昌彦(中/七),川端寿夫(西/1),鈴木 均(西/5),田中良和(保土ヶ谷/六),家田治朗(緑/1)


大会模様

 昨日までの雨続きは晴れ間がみえ絶好の対局日和となりました。実行委員長の「今日は楽しんでください」で対局開始です。第1回戦の相手区はくじ引きで決まります。ある区の監督が言いました。「1回戦でこの区に当たるとは…」と。監督が4回戦ずっと立ちどおしで自区の戦況をみまもり,選手を励ましている様子は団体戦ならではでしょう。全勝同士の第4回戦は都筑区が4勝2敗で勝ち優勝の栄冠を得ました。敗れた緑区は選手総勝数によって4位です。全勝同士の第4回戦が2位も決める決勝戦と言えないのもこの対抗戦の特徴です。先に敗れ4回戦で勝ちチーム勝3になった区はほかに4区でした。優勝した都筑区は全ての回戦で4勝以上の安定した戦いぶりです。分区20年で2度目の優勝を果たした都筑区監督の「3年前にも優勝しましたが,今回は何か予感がしていました。6選手の健闘のおかげです」という優勝挨拶にも現われています。閉会時には多くの選手の方々が残り,入賞区・全勝者の栄誉に惜しみない拍手をおくり,無事閉会となりました。


対戦風景:神奈川新聞社の12階大会議室で対局する選手108名。 棋譜取材:泉区早矢仕さん(二段)と都筑区中田さん(三段)。
優勝表彰:神奈川新聞社 小澤氏から優勝賞状を受ける都筑区岡部主将。 優勝挨拶:「予感がしてた」と話す大迫都筑区監督。 優勝選手:3年前に続き2度目の優勝を都筑区に呼び込んだ選手たちと大迫監督・山本副会長。

実行委員会
委員長:飯塚有美
委 員:秦圭四郎,平松勝利,山本康弘,八木庸之,大平和由,榊 宏司

大会後記

 「昭和26(1951)年に誕生した本対抗戦は奈川新聞社の後援により今日まで続けることができました」と秦市連合会長の挨拶にありましたよう実に63年の月日が過ぎています。12年ぶりに全区での総参加者数が1,000名近くになったのも,この過ぎた月日の重みと関係があるように感じます。区によって囲碁をとりまく諸々の環境が違うなかで区連盟役員の方々の創意と熱意に連綿と続けさせようとしている姿を想い敬意を表します。