◆講評 ・黒8で、右下N16ケイマ掛けもある。 ・黒26でD08もある。 ・白33、黒34を別にして、黒42までは定型の一種。 ・白33と高圧を加えたのは、黒が一手でD13と治まるのを予め防いだ。 ・黒34は悪手、E10のケイマとすべき。 ・白35と打てば、白43までは必須。そこで、黒はD13、あるいはE11のサバキがある。 ・白49と一子抜かせては中央が厚くなる。そのため、遡って、黒46ではD09のツギ、中央進出と左下ワタリを見るのがよかった。 ・黒64はL17に曲るべき、白63、白65と利かされて黒不利。 ・黒64でL17としたとき、白がM16とノビてもN16と一間トビでも黒はJ15のハネでよい。 白がこれらのノビ、トビでなくO15とツケたら、黒はP13にトビツケでよい。 ・黒90と曲がる手でM14ハネ込み、白M13黒M15と白3子を捕っておくのも確実。 ・黒92、94のハネツギを打たずに、下辺中央I17とハネるのがよい。 ・黒100で図1のように振り替わり、先手を取って右上N04一間トビと大勢を制し、図1のaの切り味で白を脅かせれば黒優勢。 ・黒104でもP10星に出るのがよい。 ・白197にハネられて、黒は応手に苦しむ。黒M04に打ちぬく、あるいは、M02、N02、N03と譲歩しても敗勢になるだけである。黒、強くM01と押えれば、図2のようになり黒結果を出せない。 |
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図1 |
図2 |