◆講評 ・黒6は、G05とハネ、以下、 −白H05とハネ返せば黒F03、 −白F03なら、黒F05 が定型である。 ・黒8はD07と肩を突き、白を威圧し、大勢を制するのがよい。 ・黒12は、C09と曲り、白D07の時、黒F05とツグべき。 ・白15で、B05とハネ、黒B04の時、白B07と掛けツグべきだった。 ・黒26では、Q11に堅くツギ、白もQ10にツイだ時、黒M14のボウシと中央へ飛躍を試みる手順となる。 ・黒32と白一子を抜き、さらに右上隅で黒44と堅実に振替ったのは理に適っている。 ・黒50から黒54も確実な手である。 ・黒56では、左辺、図1と白にコウにされる手があるから、図2のように打つのがよい。 ・黒16から黒82まで潜航する戦法は、四子局の威力を保持し、黒100の突出に至って白に一局を終了させたのは称賛に値する。 |
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図1 |
図2 |