◆講評 ・黒4は、図1か図2とすべき。 ・黒16は、図3のように打つのがよい。 ・黒26と白の意中のままに打たされているのは黒16に由来する。 ・黒28、30は極めて要領を得た手でよい。 ・黒50はC15と外から押え、白を隅に小さく活かして外勢を張るのもよい。図4参照。 ・黒32〜黒54までの黒の打ち方は無難。 ・黒62のツギは時期尚早、図5のように打つのが適切。 ・黒68では図6の手順である。 ・黒74は、D08とアテ、白C07の時、黒B02と隅を活きるべき。 ・黒76は悪手、F06とアテるべき。白D05ヌキなら、黒E05アテ、白E05ノビなら、黒B02と隅を活きるべき。 ・黒106は一路上、図7のように打てば黒有利。 ・黒126は、D14またはD13と迫り、白が挨拶した後に打つべき。 ・黒130は、かえって白の活きを助けた、単にE12と立つべき。 ・黒132はE12の立ちが急務。黒132で、図8のようにコウにする手がある。 |
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図1 |
図2 |
図3 白4と黒1の下に切断すれば黒aに付ければよい。 |
図4 黒3はaでもよい。 |
図5 黒3の後、aを伺うのがよい。 |
図6 |
図7 黒7は、黒9のところにあった白を取る。 白18は、黒27の右に打ちコウ取る。黒19 は白20の左にコウ立て、黒21は黒27の ところにコウを取り返す。白24は黒27の 右にコウを取り返す。 |
図8 白2で黒3のところにサガリでも、黒、白2の右に一間トビで白活きない。 |