◆講評 ・黒10以下は、四子局の第1局に類型がある。 ・黒30は左方からJ15とツケ、黒J14とハネれば、黒I15とノビて十分。黒30でJ15とツケ、白J14ハネなら、図1のように打ってよい。 ・黒40はF14とノビ、白を上下隔てて攻めるべき。 ・黒46は、I14と下辺の黒を治まるのがよい。 ・黒56は、I13と打ち白四子を捕り、下辺の黒を安定させるのがよい。 ・黒58でもI13に切る手はあった。切られると白は左右どちらかを捨てなければならない。 ・黒92とハネて、黒70のコウ争いに持ち込んで白を取るのは無理。黒92で図2のように打てば、黒悲観する局面ではなかった。 ・黒114はI07のハネがよい。これに対して白がF08のツケなら、黒は左辺C13とコスんでコウ手段を封じておくのがよい。 ・黒118の時でも、黒I07の点がよい。白がD114以下コウに来たら、白のコウ立てを無視してコウを打ち抜けばよい。 |
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図1 |
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図2 |