<囲碁 実戦軌範より>

 
 
本因坊秀哉(九段、白) vs YH氏(黒)----6子、黒142まで、黒中押し勝ち

注1)143手以降はクリックしないでください。

注2このJavascriptの碁盤は松永さんの作成されたものを利用させていただいています。

◆講評

・黒6では、図1のように打つのも厳しくてよい。
・黒18は散漫。左上隅を、E03とコスむか、右辺を、N09と一間に飛ぶのも悪くない。
・黒20に至っても、左上隅、E03のコスミが適切。
・黒22は良くない、上辺にH06とツケ、白H07とハネれば黒G06のノビ、白H05とハネ出せば黒I05と切るのがよい。
・黒30は、右下隅O17とコスむべき。
・黒34は萎縮した手、単にM06と押すのがよい。
・黒48はN10と飛ぶべき。この時、白がM07と切れば、黒M08とアテれば白の形が崩れる。
・黒60はQ16にノビて、隅の白に制限を加えるべき。
・黒62はL17に打って問題ない。
・黒72はJ19とハネるべき。
・黒104のコウ立てはR10である。
・黒108はS19とコウ勝ちに行くべき。


図1