◆講評 ・白14はよくない。左上C04、あるいはC05にシマルのが正着。 ・黒23は、先ずC13と一間に飛び、白E14なら、黒23が通例。 ・白26は、先ずG07と押し、黒F06、白さらにG06と押し、黒F05と交換しておくのがよい。 ・白30は、先ず白C07、黒C08の後、白C02に飛んで隅を守るのがよい。 ・黒37は、右上、Q08と詰めて、Q12、またはQ14の打込みを 狙うのが急務。 ・白40は、I08と中央を手厚くするところ、上辺はこの場合小さい。 ・黒41はN04に押し、白M03と引けば黒41、白O02コスミなら、Q08と先行する。 ・白42は、黒41と利かしたので、Q07と詰めるところ。 ・白60はH03とツケて、黒の応手を聞いて働かせ、黒F03あるいはG02の後、白60と打つ。白H03のツケに、黒H02なら白G02の切り違える。これに対して黒F02となら白G06から連絡、黒F03なら白I02と黒一子を取り、スミの黒を牽制する。牽制は図1の手順である。 ・黒65は緩着、O10と白に響かせる。 ・白68はN15と一間に飛び、黒L15の一間トビなら、白もJ15と一間トビ。 ・黒77は白78と打たせて安心させるためよくない、O10と曲がるのが正着。 ・黒79と手抜きするのは危険。 ・黒81は散漫、以上、黒三着はO10が適切。 |
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・白82でP08にトビ、黒を苦しめるのがよい。 ・黒87は中辺を主とし、P08と打つのがよい。 ・黒109は単にI11に出ておき、機を見て、M15に切り、白M13に黒N14とまくる余韻残すのがよい。 ・黒125は、P09と出て、白Q09、黒Q08と実利を得るのが急務。白130まで侵入されて黒不利。 ・白146はG11に押えるのがよい。 |
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図1 |