◆講評 ・白12は大斜に掛けた結果、黒27となるのが自然の成り行きで、右上の白3子のヒラキがK03と制限され白不利。従って、白12は、F03またはG03と挟むのが適切。 ・黒41は時機尚早、J16と星に打って大勢を制するのがよい。何故なら、黒J16に白からL17は打ちにくいが、黒からM17は好姿勢になる。 ・白48は悪手、先ず、N14と打って黒の応手を問うのがよい。 ・白70は、J16に先行すべき。この緩着で黒から先にJ16に打たれ、黒優勢。 ・白78はI15に押すべきもの。 ・黒81はL09が急場。 ・最後に、白88で、左辺D13ケイマと白模様を広げれば形勢不明であったが、黒95に打たれて白、万事休す。 |