囲碁による国際交流の”手”始め----その1           

概要
 横浜市では開港150周年のいろいろなイベント企画「イマジン・ヨコハマ」が進行中です。この企画には、市民団体「Next ! イマジン・ヨコハマ」が積極的に協力しています。本件のきっかけは、ココロット子ども囲碁教室に、Next ! イマジン・ヨコハマの方が立ち寄られたことから物語が始まります。
 一方、横浜市中区山手町にある米国国務省日本語研修所は、在日アメリカ大使館や領事館に勤務する予定の外交官に対し、日本語等の研修を実施しています。
 Next!イマジン・ヨコハマと日本語研修所とは、それぞれ、未来の横浜を発信する、日本をよく知るのスタンスから必然的に交流が深まりました。8月29日(日)には日本語研修所おいてプレゼンおよびBBQ(バーベキュー)の集まりがあり、ここに潜入させていただきましたので囲碁の観点からご報告させていただきます。

8月29日(日)のプレゼンおよびBBQ
 日本語研修所とNext!イマジン・ヨコハマとによるコラボイベントとして、8月29日(日)、友好交流を深めるプレゼンとBBQが日本語研修所で行われました。以下はプレゼンの写真です。このあと、4時からBBQパーティが行われました。

)インデックス写真をクリックすると拡大写真が現れます。
米国大使館報道官のカレン・ケリ
ーさんのご挨拶。
囲碁の紹介をしました。右側
は司会者のNEXT!イマジン・ヨコハ
マの兎洞さん。
研修生の紹介。 プレゼンを聞き入るみなさん。
いろいろなグループの作業を見学。 記念のグループ写真。 所長のダレル・ジェンクスさんと。

友好交流に参加して
 今会の友好交流では進行中の様々なイベントの活動報告などがありました。初めてお会いした日本語研修所長のダレル・ジェんクスさんは人柄が良く優しさが溢れていました。ダレルさんには神奈川囲碁年鑑を差し上げました。参加者の皆様には県囲碁連盟ホームページのトップに「草の根GO活動」に私の囲碁普及活動として「ココロット囲碁教室」の例が載っていることを紹介しました。

 日本語研修生の皆様は外交官の卵で研修が終了すると大使館や領事館などで勤務されるそうです。日本語を学ぶことは日本の文化も学ぶことも大事である考えられていました。囲碁は日本文化の一つであり、所長のダレルさんは囲碁にも興味を示されていますので今後の展開があるか楽しみにしています。

 来賓で来られた作家の豊田有恒さんは懐かしいアニメの鉄腕アトムのサブストーリーを手掛けていた人で、手塚治虫さんが忙しく制作が間に合わない時などに手伝われた貴重な体験談を聞くことが出来ました。

 所長のダレルさんをはじめ、来賓の皆様、NEXT! イマジン・ヨコハマの皆様、受付・BBQスタッフの皆様、また、デザイン&コミュニケーション研究会の山中さんにたいへんお世話になりました。楽しく貴重な時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。

取材・編集 県囲碁連盟事務局: 白岩秀勝