第58回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会           

永代和盛さんベスト8、柴 亮輔君ベスト16に入る!!

はじめに
 県大会では、柴 亮輔君が優勝、永代和盛さんが準優勝だったことは既報の通りです。招待選手として原田実元アマチュア本因坊も参加されました。遅れ馳せながら神奈川県からの出場選手の活躍を中心にご報告いたします。
 
開催日
 2012年8月24日(金)〜26日(日)

場所
 日本棋院(市ヶ谷)

主催
 毎日新聞社

後援
 日本棋院、関西棋院

協賛

 佐川急便株式会社

大会の進め方
 
各都道府県の予選を勝ち抜いた54人と招待選手10人、計64人が出場しました。
@初日
先ず、地区代表54人と小学生招待選手の計55人が、14組に分かれての予選リーグ(2回戦、2敗失格)を実施。
予選を勝ち抜いた42人による本戦1回戦が行われ、上位32人が2回戦へ。
A二日目
 招待選手9人が加わり、2回戦から準々決勝までの3局を行い、ベスト4を選出。
B三日目
、準決勝、決勝を行い、アマチュア本因坊を決定。


結果
@全参加選手のトーナメント
神奈川県選手の活躍
永代和盛さんベスト8入り、柴 亮輔君ベスト16入り。ベスト8入りされた永代和盛さんには阿含・桐山杯への参加資格が与えられます。
原田 実さん(招待)はシードで2回戦から出場しましたが、惜しくも3回戦進出は成りませんでした。
Aアマ本因坊
アマ本因坊は東京都代表の平岡聡さんでした。

編集後記
 韓国のアマは日本の溝上知親八段にいい勝負するくらい強いというお話を永代さんに聞いていたので、韓国の洪さんを準決勝で破って優勝された平岡さんは立派です。プロもアマも国際戦ではなかなか勝てなくなっているので、今回は朗報でした。弱冠17歳の柴君は大学受験を来年に控えての初出場でのベスト16はこれも立派です。ベスト8の永代さんは密かに優勝を狙っていたと想われますので、9月の世界アマでは更なる上位を期待しています。

編集 梶原俊男(県囲碁連盟)