神奈川県囲碁連盟

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ご挨拶----神奈川囲碁年鑑2020年版より

会長就任のご挨拶

 昨年2月、理事総会に於いて会長に選出されました、松本泰男です。
 私は過去、選手としていささかの実績はありますが、当連盟設立以来、常任理事、副会長として、世話役に励んできました。これからも、本県の囲碁界が一層発展するよう努力致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。
 当連盟の会長は、初代が轄阯z軒の会長・野並豊さんで1期2年。2代目は潟Jナゾンの社長、宇宙棋院のオーナーの平山重松さんで、5期10年の長きに亘り務めて頂きました。特に平山さんには、連盟発足直後の不安定な時期に、物心両面のご指導を頂きました。お陰様で収支も安定し、順調な普及活動が続けられるようになりました事に、心から御礼を申し上げます。
 私は、本県は囲碁王国だと自負しております。
 プロの世界まで言及するのは僭越ですが、昨年芝野虎丸新名人が誕生しました。10代初の名人です。そして、「王座」をも獲得しました。
 私が神奈川囲碁年鑑の編集を担当していた頃、その名前を度々書きました。それから僅か10年足らずでプロのトップに躍り出すのですから、その才能と努力は驚異的です。それに、「囲碁が大好き」と語られたのには、普及活動に当たる者として、大いに勇気づけられました。
 孫侮オ段の新人王獲得と、名人戦リーグ入りも素晴らしい事です。
 アマの世界でも、昨年は大関稔さんが名人、本因坊の2冠。栗田佳樹さんが学生2冠、吉田美穂さんが女流アマ選手権優勝、鈴木智大さんが高校囲碁選手権優勝とあらゆる層で全国を席捲しております。
 これらのトッププロやトップアマを私共が直接指導したわけではありませんが、幼少の頃から囲碁に親しむ環境を作り、様々な大会を続けてきた当連盟の活動が、いささかでもお役に立てたものと、嬉しい限りです。
 ただ、少し残念な事は、トップクラスのレベルは向上していますが、ここ数年大会参加者が減少している事です。私共もこの囲碁熱を冷ますことなく、一層盛り上げていくよう努力致しますので、囲碁愛好家の皆様も是非ご協力下さいますよう、お願いを申し上げます。

神奈川県囲碁連盟会長 松本 泰男